向上心の高いギタリストの為の、知識と技術のトレーニングメソッド / Intelligence & Emotional Guitar

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テクニックと音楽理論、対話とコミュニケーション

どうも、大沼です。

 

先日の記事で、「音楽理論は大事なんですよ」と言うお話をした所、
とある読者さんからの返信で、非常に面白いエピソードを聞かせてもらったので、
今回は、そのお話をベースに考えて行きましょう。

 

(「先日の記事?何それ?」と言う方はこちらへ→http://wp.me/p4M2Dd-9X)

 

さて、まず、僕の個人的な主張としては、

『全てのギタリストは音楽理論を理解しているべき』
(※最低でも基礎的な部分は)

と、言うものです。

 

これにはいくつかの理由があり、
・アドリブ、作曲、アレンジ能力のベースとなるから

・普段の練習効率と学習効率が、確実にアップするから

・コピーした楽曲やフレーズを分析できる快感を知って欲しいから

・その分析したものから、自分自身のプレイを作り出す楽しさを知って欲しいから

 

と、音楽をやっていく上での、実力アップの観点からも、
(楽しさと言う意味での)気持ち的な観点からも、
どう考えてもメリットしかないからです。

 

これらのメリットは、学習の対価として、誰でも得ることが出来るものですし、

・「自分の好きなアーティストのやっている事を理解できる楽しさ」を、

そして、

・「それを自分のプレイに活かすことが出来る快感」を、

多くの人に知って欲しいと思い、色々なコンテンツを作ってきました。

 

ですが、後もう1つ、理論を(と言うか音楽そのもの)を学ぶ意義に対して、
何かが自分の中で引っ掛かっている部分があったんですね。

 

その、引っ掛かっているものとはなんだったのか?

 

それなんですが、先に書いた、ある読者さんのエピソードを聞いて、
「あぁ、こういうことだったのね」と納得しました。

 

 

—————-

□対話とコミュニケーション□

—————–

 

さて、今回返信をくれた僕のメルマガの読者さん、
ここでは仮に「Aさん」としましょう。

 

そのAさんは、アコギを弾かれているらしいのですが、
カントリーミュージックが好きで、アメリカはナッシュビルまで、
単身渡米してしまうほどの情熱の持ち主です。
(中々できることではありませんよね)

 

ナッシュビルと言えば、「カントリーミュージックの聖地」と言われる位ですから、
当然のように、現地のミュージシャンと仲良くなり、一緒に演奏をする事になる、と。

 

その時、

「Aさんの曲に、ストリートミュージシャンの彼らはアドリブで合わせてくれた」

けど、

「Aさんは、彼らの曲に上手く合わせて弾くことが出来なかった」

と言うのです。

 

その結果、「いまいち一緒に、本気では音楽を楽しめなかったのが心残り」と、
Aさんは仰っていました。

 

当人に心残りはあれど、非常に貴重な体験をされているAさんですが、
僕の中で「引っ掛かっている何か」に気付かせてくれた重要なポイントは、

『(他者と)一緒に楽しむ』

という部分。

 

音楽(特にセッション)は、他のミュージシャンとの、
「対話」もしくは「会話」(をしている様)と例えられる事が多いです。

 

他者との「対話、会話」とは、ひいては「コミュニケーション」であり、
スムーズなコミュニケーションとは、
お互いの協力があってこそ成り立つものですよね。

(人の話を聞く気が無い人には、コミュニケート出来ないですよね)

 

そして対等に「コミュニケーションする」には、
「コミュニケーション『力』」などと、世間では持てはやされている様に、
れっきとした、ある種の「能力、スキル」が必要です。

 

『相手の言っている事、言いたい事、
やっている事、やろうとしている事がわかる。』

 

こう言ったものを、感じ取れたり、論理的に理解できたりすればするほど、
コミュニケーションが円滑に進みます。

 

この「コミュニケーション能力」ですが、
改めて考えてみると色々な要素があります。

 

それは、相手に対する気遣いだったり、場の空気を読む力だったりする
感覚的、感情的なものもあれば、

自分自身の知識量だったり、自分の意見をしっかりと伝える為に、
言葉を操る力みたいなものもありますよね。

 

それらのスキルを適切に組み合わせて、我々は日々、
他者とのコミュニケーションを図っているわけです。

 

ではこういったスキルを、音楽に当てはめてみたらどうでしょうか?

 

先ほどのAさんのストーリー。

 

ナッシュビルのストリートミュージシャン達は、
Aさんのやっていることがわかった。

だからアドリブで、Aさんの曲に合わせることが出来た、と。

 

この場合、コミュニケーションは成り立っていますよね。

 

逆にAさんは、その場で彼らに合わせることが出来なくて、
心残りが出来てしまった。

 

あ、別にAさんを責めているわけではないですよ笑
(とても象徴的なストーリーなのでお借りしているだけです。ありがとうございます。)

 

ここで重要なのは、

『ストリートにいる彼らは、自身の音楽的知識や楽器の演奏力によって、
Aさんのやっていることを理解し、反応を返すことが出来た』

と、言うことです。

 

だから彼らは他者と『コミュニケーション』できる。

 

先ほど、「コミュニケーションにはある種の能力、スキルが必要」と、
お話ししましたが、ストリートに居た彼らはそれを持っていたのです。

 

そしてその『音楽におけるコミュニケーションスキル』とは何なのかと言うと、

1、楽器の演奏力(テクニック)

2、音楽的な聴力(音感や、楽曲の状態、状況を聴き分ける力)

3、音楽的知識(楽典、音楽理論)

と、大きく分けるとこの3つになります。

 

僕のブログやメルマガの読者さんには、もちろん初心者の方もいるのですが、

もうそれなりの期間ギターを弾いていて、
すでに一定以上のテクニックがある人が多い印象です。

 

で、そういう方達からメッセージをもらうのですが、
皆さん結構な確率で、同じような悩みをお持ちです。

 

・アドリブでワンパターンなフレーズしか弾けない

・スケールは何となく覚えているけど、ちゃんと理解できていない気がする

・アドリブが出来るようになりたい

・作曲やアレンジが出来るようになりたい

 

などなど。

 

皆さん、ギターを弾く為の両手はしっかり動くのです。

 

でも、自分から表現したり、人のやってる事に反応したり、
新しく作ったりするのは苦手、と。

(※苦手、と言うよりは、正確にはやり方がわからないんです、と言う感じですが)

 

結果、決まっている曲の、決まっているプレイしか出来ない、と、
悩んでいらっしゃいます。

 

決まっていることが出来る、と言うのも、それはそれで大事なことですが、
でも皆さん、「もっと先に行きたい」という、向上心が高めなんですよね笑

 

先ほどあげた、「音楽のコミュニケーションスキル」の3つで言うならば、

1、楽器の演奏力(テクニック)

2、音楽的な聴力(音感や、楽曲の状態、状況を聴き分ける力)

3、音楽的知識(楽典、音楽理論)

 

の内、(1)はOK。

(2)は曲をコピーしたり、バンドなどをやっていれば、
段々育ってきます。

ですが、日々、普通にギターを弾いているだけだと、
何か良いきっかけでもない限り、(3)が中々伸びないんですね。

 

ある程度ギターが弾ける人、と言うのは、今の世の中沢山いますが、
そういう人で、楽典や理論を知らない人を見かけると、

「音楽の知識を勉強すれば、もっと色んなことが出来るようになるのにな」

と、もったいないなー、と思う気持ちが止まりません。

 

その先に待っている、『コミュニケーション』出来るレベルになると、
もっと楽しいのにな、と・・・。

 

さて、今回も気が付けば長い記事になってしまいましたが、
Aさんのエピソードから感じた、我々が音楽を学ばなければならない理由、
それは最終的には、

『他者とのコミュニケーションする(を楽しむ)為』

ではないか、と僕は思うのです。

 

もちろん、1人で好きな曲を好きなように弾いているのも全然アリですが、
まあー、人間、ギターが上手くなったら、誰かに聴かせたくなりますからね笑

 

例えソロギター(自分1人)でライブする、となっても、それは、
「演奏する側」と「聴く側」でのコミュニケーションですし。

( 奏者と聴衆を繋ぐ為に、スキルが必要ですよね。)

 

なので「音楽のコミュニケーションスキル」の3つ、

1、楽器の演奏力(テクニック)

2、音楽的な聴力(音感や、楽曲の状態、状況を聴き分ける力)

3、音楽的知識(楽典、音楽理論)

この内の、「自分にはこれが足りないな」と感じる部分を
鍛えていきましょう。

 

ぶっちゃけた話、

『レパートリーが一定以上あるけど、アドリブとか出来ないんだけど』

と言う人に絶対的に足りないのは、音楽理論です。

 

だって、もう指は動くんですから笑

 

音楽の仕組みを勉強して、それを活かせば、
確実に次に進めます。

 

逆に『まだまだ私なんて初心者ですよ』と言う方は、
とにかく『自分の好きな曲を1曲、通しで弾ける』ようになりましょう。

 

そうすると、次のステージが見えてきますので。

 

と、言うことで、今回は以上になります。

 

なにか質問や感想などありましたら、お気軽に

下のコメント欄だったり、このページからメッセージをください。

 

では、また。

 

大沼

 

P.S

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師

コーヒーの飲みすぎにより、カフェイン中毒に陥っている、 ギターを弾いたり音楽を作ったりする人。

音楽専門学校卒業後、ギタリストをしています。


~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

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ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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