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ロクリアンスケール~その1~/ロクリアンスケールの基本理解

どうも、大沼です。

 

前回の記事で、フリジアンスケールの解説が終わりました。

 

スケールそのものの基本的な部分をちゃんと理解して、
実戦フレーズをじっくり弾いてもらえれば、あの、
スパニッシュな響きを感じてもらえるのではないかと思います。

 

実際の楽曲で言えば、パコ・デ・ルシアなどのバリバリの
スパニッシュギターのプレイヤーをコピーしてみると、
フリジアンスケールが大量に使われていたりします。

 

他にも、「フリジアン アレンジ」などでググってみると、
おそらく、何かしらの曲が出てくると思うので、
興味のある方は研究してみましょう。

きっと楽しいと思いますので。

 

と、いうことで、今回はチャーチモード残りの1種、
ロクリアンスケールについてやっていきましょう。

 

 

1、ロクリアンスケールの基本

 

さて、このロクリアンスケールなんですが、
ぶっちゃけた話、普通の曲ではまず使いません。

 

正確に言うと、これまでやってきた、
ドリアンやリディアン、ミクソリディアンのように、

『そのモード・スケールとしては』ほぼ使わない

といった感じです。

 

要するに、

「この曲はドリアン的なコードアレンジとメロディーにしよう」

みたいな感じで、「ここはロクリアンにしようかな」
という様に使う事はほとんど無い、と言う事です。
(※あえて使おうとしなければ)

 

この後、ポジション図を載せますので、弾いてみればわかりますが、
響きが非常に暗いし、不安定で不気味なので、
フツーの楽曲で使おうとするモノでは無いのです。笑

 

一応、「なにかロクリアンを感じられる楽曲はないかな?」と思い、
色々と検索してみたのですが、そうしたらこんな曲が出てきました。

 

聴いてもらえればわかるように、モロにロクリアンだと、
これくらいダーーーーーーーーーークな感じです。

 

僕自身、この曲を通しで聴いていないのでアレですが、
どうやら主にBロクリアンで作られているようです。

 

この様に、仮にポップスなどを「普通」とするならば、
ロクリアンを使おうとする事は、かなり「前衛的」と
言っていいものかもしれませんね。

 

それが文字通り「時代に先駆けているのかどうか」は、
僕には判断できない所なんですが・・・。
(もしかしたら、クラシック畑の人には「結構、普通だよ」とか
言われてしまうのかも知れませんし。)

 

他にも、Björk(ビョーク)の「Hidden Place」という曲がロクリアンだ、
という情報もあったので、聴いてみたらこんな感じ。

 

と、これくらい、ロクリアンをロクリアンとしてあえて使おうとすると、
マニアックさがハンパない事になるワケです。

 

 

なので、一応、一般的な感覚を重視しているこのブログでは、
ロクリアンの解説はサックリいきたいと思います。笑

 

 

“スケールの構造”、“実際の音の響き(弾いてみて聴いた感じ)”、
“ダイアトニックコードとの関係”の
3点だけ覚えてもらえれば十分なので。

 

 

いや、ホントに普通に音楽やってたら、
まず使わないですからね。

 

 

それでは重要ポジションの一つ目。

 

こちらは6弦ルートのポジションです。

トニックはB音でいきましょう。

 

図1、Bロクリアンスケール重要ポジション(6弦ルート)

ロクリアン1-1

まずはこのポジションを覚えます。

 

スケールを弾く時、耳が慣れてないうちからサラッと速く弾いてしまうと、
そのスケール(モード)の響きが捉えられない事が多いです。

 

なので1音1音確認しながら、ゆっくり弾いてみてください。

 

後、響きを感じるために重要な事として、
トニックで始まりトニックで終わる、と言う事も意識しましょう。

 

次にロクリアンのインターバルですが、

root、m2nd、m3rd、P4th、dim5th(♭5)、m6th、m7th

となっています。

 

特徴的な音としては、赤で示した、m2ndとdim5thが挙げられますね。

 

この内、m2ndがアボイド・ノートとされているので覚えておきましょう。

 

では同じく、5弦ルートのポジションも見てみましょう。

図2、Bロクリアンスケール重要ポジション(5弦ルート)

ロクリアン1-2

5弦ルートのポジションは重要としたくなる候補がいくつかあるのですが、
とりあえずは3ノート・パー・ストリング的なこのポジションでいきましょう。

 

こちらもゆっくり、響きとインターバルを確認しながら練習してください。

 

さて、これらのポジションを弾いていくうちに、
ロクリアンのどんよりと暗ーい感じが
何となくでも感じられたのではないかと思います。

 

スケール単体では、もうなんだか
「いつ使うの、コレ?」って感じなんですが、
まあ、実際問題、まず使わないですからね。笑
(※ロクリアンモードとしては)

 

まともに使おうとすると、先ほどのyoutubeの楽曲リンクのように、
一般的な感覚からすると、かなり意味不明な曲(やフレーズ)が出来上がります。
(※決してそれらの楽曲を馬鹿にしているわけではありません)

 

ですが、なら覚えなくて良いのか?と言うとそうでもなくて、
ダイアトニックコードとの関係性や、チャーチ・モードの一環として
理解しておくことが大事なのです。

 

もしかしたらまだ、イマイチ実感が掴めないかもしれませんが、
今後色々やっていく上で、ベースの知識として重要になってきます。

 

それぞれのポジションの練習を、ウォーミングアップなどに組み込んで、
早いうちに覚えてしまいましょう。

 

では、また次回に続きます。

 

ありがとうございました。

 

大沼

 

 

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師

コーヒーの飲みすぎにより、カフェイン中毒に陥っている、 ギターを弾いたり音楽を作ったりする人。

音楽専門学校卒業後、ギタリストをしています。

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