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耳コピをする時の順序その2

さて、耳コピの具体的な方法について、
続いてやっていきましょう。

 

前回は、まずルート音を聴き取れ!
って言う内容でしたね。

 

で、そのルート音を頼りに、
知ってるコードを当てはめてみて、
合っていたらOKということでした。

 

今回は、もうちょっとスマートに効率よく
コードを聴き取る方法をやっていきましょう。

 

ではまず、前回と同じく、
ルート音を聴き取ったところから。

 

例にあげたのはC音でしたね。

 

ルート音を聴き取れたら次に、
P5thの音をルート音と同時に
曲に合わせて鳴らしてみます。

 

要するに、
聴き取ったルート音のパワーコードを
曲の聴き取った場所に合わせて弾いてみる

ってことです。

 

C音がルートなら、

5弦3フレットC音、4弦5フレットG音を
同時に弾いてみます。

 

この時点で、
曲のその場所(ルートがC音だと思われる場所)が、
Cなんちゃらのコードではない場合、
C音に対してP5thであるG音が、
Keyから外れて聞こえます。

 

ほとんどのコードは、ルート音に対して、
P5thにあたる音を含んでいるので、P5thを同時に鳴らしたとき、
外れているように感じるなら、そのコードは分数コードか、
オンコードであることが多いです。(例えばB♭/CやFonCなど)

 

分数コードやオンコードはまだ解説していないので、
今は、ルート+P5thを聴き取った場所に合わせて弾いてみて、
変に感じるなら、分数コードとかかも知れない、
ってくらいに思っていてください。

 

逆に、ルート+P5thを鳴らしてみて、
聴き取った場所に合っている場合

 

その時点で、
Cなんちゃらのコードであることが、

確定します。

 

コードにとって重要な音である、
ルートと5thがわかりましたからね。

 

そしたら次は、
ルートに対して3rdに当たる音を聴き取ります。

 

コードに含まれる3rdはM3rdかm3rdのどちらかです。
(sus4などを除くと)

 

今回の例では、C音がルートで、

P5thであるG音が確定しているので、
C(メジャー)かCmのコードを、
聴き取った場所に合わせて弾いてみます。

 

で、3rdが間違っていれば、ハッキリとわかるので、
合っているほうが正解です。

 

これで、このルート音がCのコードは、3rdがわかったので、
最低でもC(メジャー)かCmであることが判明しましたね。

 

ここで、C(メジャー)だった場合、
ドミナント7th(C7)である可能性もありますが、
ちょっと今はおいておきましょう。

 

さて、ここまでの方法で、
聴き取っているコードのトライアドが
判明する
わけです。

 

で、同じように、もう2つくらい
コードを聴き取ったとしましょう。

 

仮にその二つがDmとGだったとします。

 

この時点で、C、Dm、Gの三つのコードが判明しました。

 

もうこの曲のキーが何かは、
わかりますよね?

 

そうです。

 

Key=Cです。
(C=Ⅰ度、Dm=Ⅱ度、G=Ⅴ度にあたるコード)

 

ダイアトニックコードの構成上、
C、Dm、G(CM7、Dm7、G7)の三つのコードを
同時に含むKeyはCキー以外に無いからです。


Key=Cということがわかったら、
もうあとは簡単。

 

その曲の他の部分を聴きとっていて、
Aのルート音が聴き取れたら、
そのルート音がAのコードは、
Am(Am7)である可能性が高いです。

 

ルート音にF音が聞こえたら、そのコードは、

F(FM7)である可能性が高いです。

 

Key=Cですからね。

 

このように、トライアドでいくつかコードを聴きとって、
Keyの目星をつけてしまえば、あてずっぽうでやるのとは、

残りを聴き取るスピードが全然違ってきます。

 

7thについては、今回解説していませんが、
ダイアトニックコードの構成を理解していれば、
そのコードにM7thが乗るのか、
m7thが乗るのかは、簡単にわかります。

 

*7thについてはこの辺の記事を参考にどうぞ!

 

さて、今回、コード進行を聴き取る方法を
2回にわたって紹介しました。

 

もちろん基礎なので、例外的な進行が出てきたときは、
そのつど対応しなくてはなりませんが、

今回紹介した方法で、一曲のうち、

最低でも70%くらいは聴き取れるんじゃないかなと思います。

 

前も書きましたが、曲を構成するコードの内、
70~100%くらいはKeyに対応した
ダイアトニックコードなので。

 

Key=Cの有名な曲として、
ビートルズのレットイットビーがありますね。

コード進行表があったので、試しに、
メジャーのコードをマイナーにしてみたり、
5thを半音上げたり下げたりしてみてください。

 

きっと気持ち悪いと思います笑

 

それが”Keyから外れている”という感覚です。

 

ではまた次回!

 

shun

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ギタリスト、音楽家、ギター講師

コーヒーの飲みすぎにより、カフェイン中毒に陥っている、 ギターを弾いたり音楽を作ったりする人。

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