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  1. key(キー)について
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Keyのお話その3

こんにちは、shunです。


トニック
とは、そのkeyで、中心とする、基準とする1音
の事だということを、前回の記事で学びました。

今回はトニックがわかって、次に何がわかるのか?
そこをやって行きたいと思います。

では、Keyがわかると、何がわかるのか?

2つ目、それは、

その曲を主に構成している、スケールがわかります。

“曲を構成しているスケール”とか言われると、とっつきにくいかも知れませんが、
その曲で使うスケールがわかるってことは、要するに、その曲で使える音がわかるってことです。

その曲で(Keyで)使えない音を使ったら
そのメロディは変な感じに聞こえますからね。

試しに、ローコードのCを弾いて、そのままコード音をキープしながら、
右手の指で、1弦の4フレットをタップしてみてください。

なんだか気持ち悪くないですか?笑

1弦4フレットはG#(ソ#)音ですが、

G#音はCメジャースケールに含まれてないですよね?

その曲(key)で使えない音を使うっていうのは、こういう感じになります笑

さて、

キーに対応するスケールの判別方法ですが、これは単純です。

Key=Cだったら、

基本的に、Cメジャースケール(Cアイオニアンスケール)の音階を使用して、

楽曲のコードやメロディーが成り立っています。

Key=Cmなら、基本的に、Cナチュラルマイナースケール(Cエオリアンスケール)の
音階を使用して、楽曲のコードやメロディーが成り立っています。

基本的に、と書いたのは、曲のアレンジで、
転調や部分転調をした時に、使用するスケール(音階)を
転調したKeyのものに変えるからです。

めちゃくちゃ単純な例をあげると、曲の最後のサビのあたりで、
Keyが半音上がるというアレンジがあります。

カラオケで、曲が盛り上がっていって、最後のサビで、
メロディーが半音上がる曲、って歌ったことありませんか?

定番のアレンジなので、

何かしらの曲で聴いたことくらいはあると思います。

例えば、曲のKeyがCだとしたら、主にCメジャースケールで
メロディーなどが作られていることになりますね。

で、最後のサビでKeyが半音上がるって事は、KeyがC#になるということです。

ということは、最後のサビからは、主にメロディーなどに使用されるスケールが、
C#メジャースケールになりますね。

このように、Keyがわかると、その曲で主に使われるスケールがわかります。

先にも書きましたが、キーに対応するスケールの判別法は簡単。

メジャーキーだったらそのキーのトニックのメジャースケール。

マイナーキーだったら、そのキーのトニックのナチュラルマイナースケール。

メジャースケールのことは、すでに基本をブログで解説していますが、
ナチュラルマイナースケールのことはまだ解説していませんね。

マイナースケールは3種類あり、その3つのマイナースケールの
基準にするスケールがナチュラルマイナースケールです。

おそらくマイナースケールは、Keyの話の後に解説すると思うので、
今は深く考えなくてもいいです。

まずは、メジャースケール関係を理解することが大事です。

さて次回からは、Keyそのものの判別法と、
キーとスケール、コードの関係を解説していきたいと思います。

続きます!

shun

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名前:大沼俊一

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