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ペンタトニックスケールとダイアトニックスケールの違いその1

こんにちは、shunです。

 

今回の記事は、
“ペンタトニックスケールとダイアトニックスケールの違い
について解説していきたいと思います。

 

まず、最近はマイナースケール関係をずっと解説していたので、
マイナーペンタトニックスケール
から、
あらためて分析してみましょう。

 

トニックはAで、Aマイナーペンタトニックスケールでいきます。

 

すでにペンタトニックの形を覚えていると言う人は多いと思いますが、
今後やる、他のダイアトニックスケールの理解のスピードが上がるので、
ここでもう一度マイナーペンタのインターバルを確認します。

 

ス ケールポジションとしてはCメジャーペンタの記事で、
“CメジャーペンタとAマイナーペンタは形が同じ”と、
解説しましたね。

 

ざっとあげてみましょう。

 

Aマイナーペンタトニックスケール(Cメジャーペンタトニックスケール)

ポジション1
1

ポジション2
2

ポジション3
3

ポジション4
4

ポジション5
5

人によって差はあると思いますが、
大まかに使用頻度や弾き易さの順に並べてみました。

 

このポジションでC音をトニックに見たらCメジャーペンタですし、
A音をトニックに見たらAマイナーペンタです。

 

で、マイナーペンタトニックなんですが、どういうスケールなのかと言うと、
ナチュラルマイナースケールから、M2ndとm6thを抜いた5音の音階です。

 

上に載せたポジション1と、
1

 

最近の記事でやっていた、
ナチュラルマイナーのここと比較するとわかりやすいですね。
7

 

ちゃんとトニックAから見て
M2ndのB音m6thのF音が抜けています。

 

2度と6度が抜かれているので、
二六抜き(にろぬき)音階とか言われたりします。

 

なので、マイナーペンタの構成音は、
Root、m3rd、P4th、P5th、m7thの5音ですね。

 

さて、ペンタトニックスケールは5音構成、
ダイアトニックスケールは7音構成です。

 

ということは、ペンタトニックスケールにプラス2音で、
ダイアトニックスケールになる
と言うことです。
(チャーチモードの場合)

 

この、ペンタトニックスケールに足す2音、これが今後、
他のダイアトニックスケールを覚える為の、重要な鍵になります。

 

では今回は、マイナーペンタの確認まで。

 

これだけダイアトニックスケールへの布石を打っといてなんですが、
次はマイナーKey関係の内容になります笑

 

ダイアトニックスケールの解説までに、
今回のインターバルをゆっくり一つ一つ覚えていきましょう笑

 

ではまた次回!

 

shun

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名前:大沼俊一

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