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アドリブが上手くなる方法 ~その2~

アドリブが上手くなる方法 ~その2~

 

どうも大沼です。

 

前回は、アドリブの基本的な上達法についてお話ししましたが、
引き続き、細かいポイントについて見ていきましょう。

 

~目次~
■コピーはどのようにするべきか
■曲をコピーした後、アドリブ力アップのためにやること
■次は自分自身のプレイやフレーズとしてマスターしていく

コピーはどのようにするべきか

まずは前にも言ったようにギター上達法の定番、
「楽曲のコピー」ですが、これは当然必要です。

 

耳コピが出来れば一番いいですし便利ですが、
譜面があれば使ってしまってもいいですね。

 

譜面は、僕自身も手元にあれば使う事がありますし(単純に時間短縮になる為)、
その後、音源をちゃんと聴き込んで自分の演奏と照らし合わせれば、
やっている事は耳コピと大差ありません。

 

と言うか、コピーに関しては、そもそも誰しも弾きたい曲があるはずなので、
言われなくても大なり小なりやっているはずですよね?

 

弾きたい曲、弾ける様になりたい曲なんて山ほどあるでしょう。
(※今すぐ弾けるかどうかはともかくとして)

 

ただ実は、その曲を「完コピ」するかどうかは、
根本的な「アドリブ力」向上とはそこまで関係がないんですよね。

 

もちろん、テクニックの強化や、
フィール、ニュアンスの再現力(表現力)は上がるので、
そういう方向から、アドリブ力に繋がっている面は多大にあります。

 

ただやはり、それとは別に、

『自分自身のフレーズを作り出す練習』

をしなければならないのです。

 

コピーは、普通にしているだけだと、

『その誰か(風)の演奏(曲、フレーズ)が上手くなる』

と言う段階でストップします。

 

それはそれでメリットがあるのですが、問題なのは、

『その曲でコピーしたフレーズは、そのままでは、ほぼ、その曲の中でしか使えない』

と言う事です。

 

これは要するに、ある楽曲がどんなに完璧に弾けたとしても、
その楽曲以外をプレイする時は、

・再度、全部新しく覚え直し
・もしくはフレーズも構築し直し

と言う作業が必要になる、ということです。

 

曲をコピーした後、アドリブ力アップのためにやること

さて、アドリブ=即興なのですから、それに関係する能力が上がっていると言うことは、
新規の楽曲に対しても、自在に対応できるような状態に近づいているはずですよね?

 

アドリブとはソロのことだけではないので、新規でプレイする楽曲の
コード進行だけの譜面を見たり(もしくは覚えてたり)しながら、

良い感じにバッキングしたり、もちろんソロが弾けたりと、
そういう能力が上がっている必要があります。

 

ですがこれらは、実は「完コピのクオリティアップ」とはまた違う方向性の能力で、
「それが出来るようになる為の練習」が必要なのです。

 

で、その練習が、前回のメールでもお話しした、

『じっくり腰を据えて行う、(自分なりの)新規メロディー(フレーズ)作成』
(※バッキングやコードプレイも含みます)

なんですね。

 

例えば、クラシックの分野で、
小さい頃にピアノを習っていた様な人がいるとして、
何かしらの楽曲が結構なクオリティで弾けるとします。

 

ですが、そういう人に、セッションの有名曲や、
もしくは、その人が弾ける曲と同じコード進行上で、
いきなり「なにかアドリブしてみてよ」と言っても
実は上手く出来ない場合が多いのです。

 

何かしらの、『特定の楽曲』は弾けるのに、です。

 

もちろんプロや中~上級者など、
そういった(アドリブの)トレーニングを積んだ人はできると思いますが、
逆に言えば、その訓練をやっていないと、
いつまで経ってもできるようにはならないのです。

 

この状況ってギターでもありますよね?

 

仮にあるブルースの曲を10曲コピーしただけの人が、
別のブルースの楽曲でアドリブする事になったとします。

 

そして、もしこれからやる曲が、
その人が今まで弾いたことのないキーやフィールの曲だった場合、
そのコピーした10曲ほどのクオリティで弾ける可能性はかなり低くなります。

 

これは要するに、

『コピーをしただけで止まっていると、アドリブ力UPには直結していない』

と言うことになりますよね。
(※もちろん全く繋がっていないわけではありませんが)

 

で、この状況を回避する為には、コピーなどでインプットしたものを
もっと広く使えるように、要素を分析、解釈し、
自分なりの方法論として纏めておく必要があるのです。

 

その為の練習が『自分なりの新規フレーズ作り』なんですよね。

 

次は自分自身のプレイやフレーズとしてマスターしていく

僕が音楽理論などを「(せめて基礎は)ちゃんと覚えよう」と推奨しているのは、
インプットしたものの分析や作り替えが出来るようになるし、
他との関連性を導き出せるようになるからです。

 

『自分なりの新規フレーズ作り』には、その前段階にもなるコピー(インプット)から、
音楽的な理解や分析、理論、そして実際のアドリブ(演奏)まで、
プレイに繋がる要素がすべて入っています。

 

具体的な練習としては、まずは弾きたい曲のワンコーラス分程度や、
コード進行の範囲などを設定して、
オリジナルのソロやバッキングを作ってみて下さい。

 

「オリジナル」などと言うと、仰々しく聞こえるかもしれませんが、
自分が影響を受けてきたもの丸出しで全然構いません。
(※と言うかそれしかできないし、自然にそうなります)

 

その行為は、即興とは言えない、腰を据えたものになり、
アドリブとは真逆に感じるかもしれませんが、
実はそれが一番、アドリブの訓練になっているのです。

 

そしてそれを繰り返していると、自分の中に、
瞬時に理解できる音楽の構造やパターンが増え、

『どういう時にどんなプレイが可能か?』

が見えるようになるんですよね。

 

で、最終的に、この構築→発音(実際のプレイ)の間に、
タイムラグが少なくなってくると、それこそ、
どんどんアドリブ=即興的になっていきますので。

 

それでは、また次回に続きます。

 

ありがとうございました!

大沼

 

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師

コーヒーの飲みすぎにより、カフェイン中毒に陥っている、 ギターを弾いたり音楽を作ったりする人。

音楽専門学校卒業後、ギタリストをしています。


~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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