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アドリブが上手くなる方法 ~その3~

 

 

どうも、大沼です。

 

前二回の記事に引き続き、

「アドリブが上手くなる方法 ~その3~」

と言う事でやっていきましょう。

 

前回までの内容を大雑把にまとめると、

『アドリブ上達の為の基本的な練習は、
じっくりと腰を据えた「フレーズ作り」である』

と言う事と、

『曲やフレーズのコピー(もしくは採譜)はするけども、
そこで止まらずに、自分なりに、
それらを活かした新しいプレイを作ってみる事』

と言う話でしたね。

 

なので今回は、

『新しいフレーズ作りに繋がる要素』

について考えていきましょうか。

 

~目次~
■コピーした題材に対して、何をどうしたらいいのか?
■じぶんなりの、新しいフレーズの作り方

 

コピーした題材に対して、何をどうしたらいいのか?

 

さて、繰り返しになりますが、前回、
「コピーした後、それを活かして他で使う練習をしよう」
と言う話をしました。

 

この様な話をすると、次に出てくる疑問は、
「じゃあ“活かす”とは、一体どういう事なのか?」と
言う部分ではないでしょうか。

 

要するに、

「コピーした題材に対して、何をどうしたらいいのか?」

ってことですよね。

 

以前の「アドリブ法~その1~」の記事では、元のフレーズから1~2音変えてみたり、
譜割り(リズム)を少し変えてみようと言う話をしました。

 

これはこれで、すごく重要な練習なのですが、ここまでなら、
全く無勉強でも、コピーしたものを基準に、
感覚や当てずっぽうで誰でも出来るわけです。
(※出来の良し悪しはともかくとして)

 

ただ、ここで問題になって来るのが、感覚のみでやっていると、
「なんとなく変化させているだけ」になりがちだ、と言うことです。

 

それ自体は一つの上達方として重要なのですが、なんだかんだで
この状態しか経験したことが無いと、中々、アドリブ上達には繋がっていきません。
(※と言うか、ある程度の所で壁にぶつかる)

 

やはり、そこからきちんと音楽的に派生させるには、
当然「音楽的な見識」がいるわけです。

 

とは言え、この様な表現をすると、
もしかしたら「ガチガチの音楽理論」みたいなものを
イメージするかもしれません。

 

ですが、最初からそこまで高度なことをする必要はなくて、

「その楽曲のキーと基準スケール、ダイアトニック・コード」

と、

「今自分が弾いているもの」

の関係性(主にインターバル)が分かるくらいでまずは十分なのです。

 

・楽曲のキーが設定されていて、基準となるスケールはなんなのか?

・そのキーで、ダイアトニック・コードとして出てくるコード群は把握しているのか?

・今自分が弾いている音は、バックで鳴っているコードに対して何度なのか?

 

まずはこの3つの要素を理解していれば、とりあえず、自分の中から出てきたフレーズに対して、
「アリなのか?ナシなのか?」の判断基準(の基本)が得られます。

 

後は、インターバル的に問題が無ければ、耳で聴いた感じと合わせて、
そのフレーズがOKか否かを決めたらいい、と。
(※究極的には、理論的に問題があってもOKな場合もあります)

 

こういうことになりますね。

自分なりのフレーズの作り方

 

結局、フレーズの作り方は二種類あって、一つ目は、

『過去にコピーしたフレーズを元に作ること』

です。

 

コピーは、ある種、「過去の事例」を元にした、
各種スキルの習得、経験のプロセスです。

 

実際の所、多くの人は、これに費やす時間が大半になっているでしょう。
(※それはそれでOKですし、良いことでもあります)

 

そしてもう一つが、

『スケールやコードなどの、知識面からのフレーズ作成アプローチ』

です。

 

これは、バックのコードに対してどの音(≒スケール)が使えるのか?や、
コードトーン・アルペジオなどを元に、自分で勝手に
プレイスタイルを作ってしまうことですね。

 

こちらは、コピーを元に作る場合よりも、
自分でフレーズの良し悪しを判断する領域が
大きくなります。

 

 

なので、ある程度は音楽の知識が要るわけですね。

 

この様に、コピー(過去の事例)もアイディアの元として重要ですが、
同じくらい「知識、理論」もアイディアの元になります。

 

「アドリブの練習(特に初期段階の)」とは、この二つを合わせて、
自分なりのフレーズを作っていく、とそういうことです。

 

そしてその、二種のフレーズ作りの要素は、どちらも大元では繋がっています。
(※過去にコピーしたものの影響は、必ず受けているので)

 

さらに言ってしまえば、今回はアドリブと言う体で話しましたが、
実はこれって作曲もアレンジも同じなんですよね。

 

繰り返しになりますが、これら、創作、発信に必要な能力は、
全てが、(ほぼ)重複していて、繋がっているのです。

 

この辺りの感覚が掴めると、段々と総合力が上がっていき、
理屈と実践の境がなくなり、迷いが減っていって、
その結果、習得(上達)スピードも上がります。

 

と、言う事で今回「新しいフレーズ作りの要素」として、

・コピーしたものから変化させて作る
・スケール理論やコード理論などの知識から作る

の二つを紹介しました。

 

これもまた、便宜上、二つに分けていますが、実際は、

『どちらの方法で練習を行っても、自然にもう片方の要素を含む』

と言う所が本質です。

 

結局、実践も理論も、コピーもアドリブも全部が全部に影響しているので、
『それらを統合できる自分』になることが最も重要な部分なんですよね。

 

その為の一つの教材として、過去に配布したテキスト等がありますので、
上手く活用してもらえたら嬉しいです。

 

それでは、大分長くなりましたが今回は以上になります。

ありがとうございました!

大沼

 

 

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師

コーヒーの飲みすぎにより、カフェイン中毒に陥っている、 ギターを弾いたり音楽を作ったりする人。

音楽専門学校卒業後、ギタリストをしています。


~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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