『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

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【ギター上達について】僕は昔、「計画」を立ててその通りに動くのが嫌いでした

■突然ですが、「計画(性)」と言う言葉は好きですか?■

どうも、大沼です。

最近、「短い時間でも練習を続けること」だったり、学ぶ内容や練習メニューをしっかり考える、みたいな記事をよく書いていましたね。

こういった、

「これから自分は、何をどのようにやっていって、どんな実力になるのか?」

ということに繋がる内容を考えていくと、そのうち必ず、

『計画(性)の重要さ』

にたどり着きます。

常日頃、何となくの感覚で、とにかくやりたいことだけを選んでやっていくのも全然悪いことではありませんよね。

そういったスタンスにはメリットもありますが、長く続けていくと、やはりどこかスキルに抜けや漏れが出てきやすいものです。

(※これは、「好き勝手自由にやるのが絶対にいけない」というわけではなく、「目標に合せた行動の配分を重要視する」と言う方向の考え方ですね)

で、こういった部分を補うためには、一定以上のレベルでその分野の知識を身に付けたり、ある程度は前もってトレーニングの全体像をつかんでおき、そしてそれらを計画的に行っていく必要があるわけです。

ただ実は、僕は昔(特に子供の頃)「計画」って嫌いだったんですよね。

もう少し正確に言うと、日々の生活の中で、堅苦しくスケジュールを決めずに、

「自由(にしていられること)が好きだなあ」

と感じていたので、「計画」というと、自分を縛るような感じがして、あまりいいイメージがなかったのです。

ですが、僕も大人になるにつれて、自分に足りないものを自覚すればするほど、

「計画を立てるってホント大事だな」

と思うようになってきました。

実際のところ、仕事でも学業でもなんでも、基本的には世の中全て「計画」をベースに動いていますし。

もっと言えば、意識している、していないに関わらず、日常生活の中での行動全てが、実質、「いつ、これをやる」と言う計画(とその実行意思)の元に成り立っていますよね。

まあ、「計画」というと少し堅苦しいですが、

睡眠だろうが、
勉強だろうが、
遊びだろうが、
ただだらけたり、
ぼーっとすることだろうが、

「自分がそうしようとして、そうする」のであれば、それは実質「計画」(みたいなもん)なわけです。

で、その「計画」が自分の望む方向に向かうものだったら、人生楽しくなる可能性が高くなるよね、とそういう話です。

とは言え、これはなにも、「1日24時間の行動をガチガチに組む」みたいな極端なレベルでなくても、最近のギターの話で言っていた、「短時間の練習を必ずする」なども立派な計画なんですよね。

朝5分の練習でも、夜1時間の練習でも、週にどのくらいの練習でもなんでも、合計時間や難易度に関わらず、

「それをやるタイミングと内容、量を決めて、実際にやる」

と言うのは全て「計画」と言って良いでしょう。

先ほども話したように、僕自身、元々は

「何も決まって(決めて)いない、自由な状態」

が好きなんだと子供のころから思っていたのですが、大人になるにつれて、「これじゃいかんな」と思うようになり、それならいっそ、逆にガチガチにスケジュールを組んで動いてみたりもしました。

そして、色々なスタイルで実際にやってみて感じるのは、

「計画的に動くって、実は一番自由な状態なんだな」

ということです。

なんと言うか、自分で決めたとおりに動いていると、一番心が落ち着くんですよね。

逆に、自分が「やるべきだ」と思っていることをやっていないと、ものすごくストレスがたまる。

もちろん、休むべき時は休むべきなのですが、かといって、何も決めないでダラダラばかりしているのも、それはそれで段々と不安になってくる。

何もしていないとスケジュール的には楽なのですが、実際のところ心理的には全然楽ではなかったりもする。

だったらいっそ、日々の行動の、最低基準くらいは決めてしまって「それが終わったら自由にしてよい」みたいな感じにした方が大分マシでした。

まあ、この辺りは性格や気質にもかかわってくるので、ベストな体制は人によって変わってくる所も大きいでしょう。

後はそもそも、少しでも「その日何をするか?」の計画を立てていないと、なにもしない時間が増えていく可能性が上がるんですよね。

こういう実感もあってか、最近は「短い時間でもいいから練習しよう」と言う発信をしていた部分もあります。

(※やはり、全く何もしていないのと、ほんの少しでもいいからやっているのを比べたら、時間が経つにつれて凄まじい差が生まれますので。)

昔は、「計画」と「自由」は相反するもののように感じていた僕ですが、今は、

『(最低でも自分で決めた)計画的であることは、実は一番自由な状態である』

と思いながら生きています。

もちろん、仕事などでは、一個人の意思がどうにもならないことも多いかと思いますが、プライベートでの、特にギターのことなどについては、ほぼほぼ、自分で全てを決められるはずです。

大きなものでも、ほんの小さなものでもいいので、

『自分で計画を立てて、それを100%実行する』

これを意識していると、1日1日、1分1秒が充実していき、実力もついていくのだと感じています。

という事で、今回は以上になります。

このブログやメルマガなどは人生の先輩と言えるような方々も多く読んでくださっている媒体なのですが、やはり思うところもあり、若造が偉そうにしゃべらせてもらいました。

日々、頑張っていきましょう。

ありがとうございました。

大沼

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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