『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

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#03モノの良し悪しは勉強しないとよくわからない

どうも、大沼です。

前回もお話ししましたが、公式メルマガや公式LINEの方では、かなりの量のギター上達教材を無料で配布しています。

もうお持ちの方はわかるかと思いますが、配布してきたものを合わせると、中々のボリュームになっています。

なので、現時点で全てに取り組んでいる必要はありません。(※と言うか短期間じゃ無理ですよね)

とりあえず、焦らず、気長に、自分のペースで継続していって欲しいと思っています。

僕自身の実力としても、いまだに足りないものだらけだと思っているので、勉強×2の日々ですし、そもそも音楽の様な芸術活動に終わりなどありませんよね。

なので、寿命が来るまでか、何かしらの理由で本当にイヤになるまでは(笑)、ずっと学び続けるのでしょう。

幸か不幸か、実は一生かけてもマスターしきれないであろうものを、僕らは選んでますので。

とは言え、普段はあまり実感できませんが、「常に、やりたい事、やるべき事がある」と言うのは、実はかなり恵まれているのかもしれませんね。

「なにもやりたい事が無い」と言うのは、人生全体で本当にヒマでしょうから。

自分の望んでいる上達や出したい結果などが、なかなか思い通りにいかない時はストレスかもしれませんが、それらに取り組む余裕が少しでもあること自体、僕らは幸せなのかもと思ったりもします笑。

さて、と言う事で、今後の記事では『次の段階』について、少しずつお話していきたいと思います。

学び方、活かし方、演奏から創作まで、色々な観点で見ていきますので、楽しみにしていてください。

ちなみに、話は変わりますが、皆さんご存知の通り、僕のコンテンツは学習面を強く押し出していますね。

巷に存在するギター教材に比べると、結構、ガッツリ味濃いめ系?な感じで、実は最初「本当にこれやりたい人いるのかなあ?」とか思っていたんですよね。

ですが、思いのほか人が集まってくれて、
『ああ、やっぱりやる気のある、意識の高い人はいるんだな』
なんて感じて、嬉しくなってしまいました。

基本的に、どんな分野でも「しっかりやろうぜ!」系のコンテンツは敬遠されがちです。

多くの人は、地道にやるのをめんどくさがって、
「実は隠された近道があるんじゃないか?」
みたいな考えを持っていたりしますからね。

例えば本屋とかに行って、どの棚でも良いので、ざーっと、並べられている本のタイトルを見てみると実感できます。

「楽々」「お手軽」な感じを打ち出したものがいかに多いか、について。

まあ、とっつきやすさ、と言うのも一つの価値ではあるので、一概にそれが悪いとまでは言えません。(※そこから本格的にのめり込む人が一定数いるはずなので)

ただ、一見「近道の様に見えるものが、実は遠回りだった」と言うパターンは山ほどあるので、こういったものに乗せられて、時間とエネルギーをムダにしないようにする事が大事ですね。

当たり前の事を当たり前にやれば、近道でも、遠回りでもなく、普通にまっすぐ進むだけで目的地に着けますので。

そういう、実直なイメージで作ったのがメルマガ等で配布している各種教材です。

やはり、自分の力を信じて続けていけば必ず目標を達成できますので、ブレずに、日々、少しずつでも良いので継続していく事が大事です。(※もし何かわからないことなどありましたら、メルマガなどに返信してください)

結局、なぜこんな感じで『ちゃんと音楽を学ぶ事』を打ち出しているのかと言うと、今回のタイトルにもしましたが、

『モノの良し悪しは、その分野の勉強や研究をしないとよくわからないから』

なんですよね。

やはり、どんなものでも、『本当の価値』を理解するには、『受け手側の実力』が必要です。

例えば、最初の頃は、ギターを買う時に試奏をしても、

・どこが良いのか?
・何を基準に判断したらいいのか?

よく分からなかったはずです。

ですが時を経るにつれて、

・ギターの種類ごとの音の違いを知ったり
・木材やパーツごとの特性を知ったり
・そもそも実際に色んなギターを弾いてみたり
・自分の好きなタイプが分かってきたり

と、知識や経験、技術によって、本当に自分に必要なもの、望んでいるものがわかるようになる。

例えば、以前の記事でも少しお話ししましたが、普通に曲を聴いているだけでも、プロや上級者は、

『受け取っている情報量』

が違います。

実は配布した教材でも、「リスニング力をつけよう」とか、「とにかくよーく聴いてください」みたいなことを言っているのですが、これは「音そのもの」から得られる情報量をUPさせるのが目的です。

とにかく沢山、様々な種類の音を聴いてみる。

どこがどの様に違うのか、分類、整理してみる。

普段の練習や演奏で、そのデータや感覚を元に音を作ってみる。

色んな楽器や機材に触ってみる。

そして機材や教材を買う時の判断基準にしてみる。

他にも例えば、「良いギター」と一言で言っても、
・ギター単体で周波数的にリッチな音が出る事
と、
・ある曲にマッチした音が出る(出せる)事
は、全然違いますし。

自分の感覚が鍛えられていないと、中々、こう言った事が分かる様にはなりません。

僕らの場合は、ギターを中心に考える事になりますが、これらは、言ってしまえば、大きくは『音楽家としての能力』とか『音楽全体を扱う力』です。

ギターの演奏能力はもちろんのこと、

・細かい所まで聴ける力
・分析、観察する力
・最終的にそれらを統合して判断する力

など、『総合的な能力』を鍛えていく必要がある、と。

基本的に、ハイレベルな領域にいけばいくほど、「広く」「深く」理解できるようになっていくものですから。

そしてやはり、こういった根本的な『実力』が自分に無いと、何をするにしても焦りや迷いが出てくるんですよね。

他者のプレイも、自分のプレイも、楽曲でも機材でも、自分の実力でモノの良し悪しを正確に判断する力さえあれば、いくつか選択肢があるときに、何をどうすればいいのか?

その解決策が導き出せる。

この様な、言ってしまえば「イチ音楽家」として自立している状態。

それを出来るだけ多くの人に達成してもらうために、配布してきた各種教材があります。

「自立」などと言う少し大げさな言葉を使うと、
「まだまだ俺(私)には力が足りないよ」
と、思う人もいるかもしれませんが、どんなことでも、まずは志からです。

無理に他者に対してやる気アピールをする必要もありませんので、そういう場合は、こっそり取り組んで、こっそり上手くなっていきましょう。笑

それでは、次回、

【#04どんなことを、どんな風に、どんなレベルでやりたいのか?】

に続きます。

ありがとうございました。

大沼

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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