こんにちは、shunです。
その8、やっていきましょう。
いつもどおり、
メジャースケール
=アイオニアンスケールです。
呼び名はメジャースケールで統一します。
前回、2弦上で
Cメジャースケールを弾いてもらいました。
メジャースケールとは、
第一音目から、
ルート(一音目)→全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音
のインターバルで音が並んでいる
スケールのことでしたね。
このインターバルで音を並べて弾いたら、
どこの音から始めても、それはメジャースケールです。
さて、今回は、今まで散々やってきた、
メジャーペンタトニックスケールとの関係を考えてみましょう。
メジャースケールは、
7つの音で出来ています。
そして、メジャーペンタトニックスケールは、
5つの音で出来ています。
その差は2音ですね。
以前の記事でも書きましたが、メジャーペンタトニックスケールに、
2つ音を足すとメジャースケールになります。
前回、メジャースケールを2弦上で弾いたように、
メジャーペンタトニックスケールも2弦上で弾いてみましょう。
譜例1
ポジションはこうなりますね。
図1
そして以下は、前回弾いた、
メジャースケールの図です。
図2
二つの図を見比べてみるとメジャーペンタトニックスケールは、
メジャースケールの4番目のF(ファ)の音と、
7番目のB(シ)の音を除いたスケールに、なっています。
という事は、
メジャースケールはメジャーペンタトニックスケールに
ルート音から数えて4番目と7番目の音を足した、
7音で構成されるスケール。
逆に、
メジャーペンタトニックスケールは、
メジャースケールから、ルート音から数えて、
4番目と7番目の音を抜いた5音で構成されたスケール。
ともいえます。
ずっと前に弾いたメジャーペンタのこのポジション、
覚えていますか?
図3
忘れた人はもう一度この記事を読んで復習してください。
ここに2つ音を足して7音のメジャースケールにします。
図4
どこの音が増えたかわかりましたか?
ちゃんとペンタトニックスケールのほうでは抜けていた
4番目のF(ファ)の音と7番目のB(シ)の音が入っていますね。
これも、弾いてみましょう。
まず今回はペンタトニックスケールとメジャースケールの
二つの図を照らし合わせて、一致する部分と違う部分を、
指板上で把握しましょう。
ルート音から数えて何番目の音がどうなる、
って言うのはスケールを学ぶ上で
非常に重要な捉え方になります。
メジャースケールの構成をしっかり理解していると、
他のスケールを学ぶときにものすごーーーく便利です。
ではまた次回!
shun
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