【vol.47】『CoF(サークル・オブ・フィフス)』と『key(キー)』 ~その2~
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こんにちは、大沼です。
前回から『調号』の話に入りましたね。
ギタリストにおなじみのTAB譜とは違い、五線譜の方は、普段気にかける事はあまり無いと思います。
ですがこれは、仕方のない事でしょう。
理論を勉強し始めるまでは、僕もまったく見てなかったですからね。
しかも大多数のギター雑誌、ギター教則本(主に奏法解説のもの)では、あまり詳しくは解説されない所でもありますし。
これについては、読んでいる側に基礎的なスケールなどの知識が無いと解説にメチャクチャ手間が掛かるので、あえてそうしているのだとは思いますが。
ですが、この講座で基礎知識を学びまくっているあなたならば、確実にマスターできます。(※後は僕の解説力次第です)
前回もお話ししましたが、五線譜関係で必要な知識は、プロやそれなりの上級レベルを目指すのでなければ別にそんなに要りません。
普通にギターを弾くだけならば、実際に使えると便利なレベルとしては「小学生の音楽の教科書」くらいでしょうか。
バンドスコアなどを見ると、一応“TAB譜の読み方”などが載っていますが、実はあのくらいの内容は小学校の音楽の授業ですでにやっていますよね。
リズムの読み方だったり、音符の読み方だったり、誰しもが学校で、リコーダーやピアニカなどを通してやっていたりします。
(※今現在の小学校の授業がどうなっているのかはわかりませんが)
ま、そんなもんです。難しく考えずにいきましょう。
別に音符(オタマジャクシ)も読めなくていいですし。
ただ、keyやら、スケールやら、ダイアトニックコードやらを知っている我々は、『調号の意味』くらいは知っていると、その曲をコピーする時に非常に便利なので、そこだけはマスターしておきましょう。
それでは、前回の内容を、ざっと復習すると、
・調号とは、その楽曲のkeyを表している記号(音楽記号)である
・調号には、「♯」か「♭」(もしくはどちらも付かない)の記号が使われる
・調号として「♯」や「♭」が付く音と数は、そのkeyに対する、基準スケールの構成音に付いているものと同じである
・よって、調号を見ると、その楽曲のkeyが一目でわかる
と、こんな感じでした。
これらの調号の概念を理解したところで、今回はタイトルの通り、
『CoF(サークル・オブ・フィフス)の図と、調号の照らし合わせ方』
について見ていきます。
ではまず、CoFの図を見てみましょうか。
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