こんにちは、shunです。
前回、メジャースケール(アイオニアンスケール)の、
一つ目のポジション、ここを覚えましたね。
図1
この図1をただなんとなーくピロピロやってると、
意外とアドリブの時にスケールを上手く使えなかったりします。
それはなぜか?
図1のようにスケールポジションを一気に弾ききる練習は、
ポジションの形を覚えるのには適してしていますが、
一音一音の把握をするには少々、フレーズが長すぎるからです。
まあ、ちゃんと意識すればできないこともないんですが。
さて、その一音一音の把握とはなんのことでしょう?
それがわかっていないとスケールを覚えているとはいえません。
その一音一音の把握とは、ルート音から数えた、
各音のインターバルのコトです。
インターバルとは音と音がどれくらい離れているかって言うのを、
数字で表したものです。
例えば、
C(ド)とD(レ)は1音離れていますね。
C(ド)とE(ミ)は2音離れています。
E(ミ)とF(ファ)は半音(0.5音)離れています。
前回乗せたこの図を見ると
わかりやすいと思います。
図2
インターバルとはこういったことをパッとわかるように
数字で表したものです。
今回はCメジャースケールを基準に
各音のインターバルを丸覚えします。
理論的解説としては邪道のような気もしますが、
おそらく一番各スケールの理解がしやすくなるはずです。
わかりやすさ第一主義でいきます笑
さて、では、1音ずつ見ていきましょう。
Cメジャースケール基準なので、C(ド)からですね。
~メジャースケールのインターバル(Cルートの場合)~
第1音目、C(ド)を、
Root(ルート)、もしくは
1st(ファースト、1度)、
P1st(パーフェクトファースト、完全1度)と
呼びます。
普段の会話では、
ルートか、1度と呼ぶことが
多いと思います。
パーフェクト~とか、完全~とかは
とりあえず無視していいです笑
第2音目、D(レ)を、
M2nd(メジャーセカンド、長2度)、
もしくは9th(ナインス)と
呼びます。
なぜ9thなのかは後ほど。
第3音目、E(ミ)を、
M3rd(メジャーサード、長3度)と呼びます。
第4音目、F(ファ)を、
P4th(パーフェクトフォース、完全4度)
もしくは、11th(イレブンス)と呼びます。
このパーフェクト~(完全~)は、
呼ぶときに無視してはいけません。
なぜ11thなのかは後ほど。
第5音目、G(ソ)を、
P5th(パーフェクトフィフス、完全5度)と呼びます。
このパーフェクト~(完全~)も無視してはいけません。
要するに、パーフェクトじゃない
4度とか5度を使うスケールがあるって事です。
でも今はあまり気にしなくていいです。
第6音目、A(ラ)を、
M6th(メジャーシックス、長6度)
もしくは、13th(サーティーンス)と呼びます。
なぜ13thなのかは後ほど。
第7音目、B(シ)を、
M7th(メジャーセブンス、長7度)と呼びます。
以上が、Cをルートにしたメジャースケールの
インターバルになります。
さて、9thとか11thとかでてきましたね。
これは何かっていうと、7音目、B(シ)の次の音は、
また1音目のC(ド)になりますね。
この1音目のC(ド)を、7音目の次の、8音目として
そのまま、また順番に数えていくと、
C(ド)=8音目
D(レ)=9音目(9th)
E(ミ)=10音目
F(ファ)=11音目(11th)
G(ソ)=12音目
A(ラ)=13音目(13th)
と続けることができます。
これは、テンションの考え方になります。
テンションコードのテンションです。
名前くらいは聞いたことが
あるかも知れません。
これも後々解説します。
今は、上の赤字で示した、
9th、11th、13thが、
テンションになるんだー、
ってくらいに思っていてください。
ちなみに8音目のC(ド)は、オクターブ、とか8度と
呼んだりします。
ではまとめですが、今回やって欲しいことは、
図2を見ながら、1音ずつ、
解説したメジャースケールの
インターバルと照らし合わせます。
図2
やり方としては、
まず1音弾いて、その音のインターバルを口で言います。
2弦1フレットのC(ド)を弾く
↓↓
口で「Root(ルート)」と
インターバルを言う。
(もしくは「ファースト」とか「1度」)
D(レ)を弾く
↓↓
口で「セカンド」と言う。
(もしくは「ナインス」)
このようにして、7音+オクターブ上のC(8音目)まで
音を弾いて、名前を呼ぶ、
っていう練習をします。
ん~、地味ですね~笑
ですが、地味な練習が一番効きます。
何気に今回の内容が、今までの記事の中でも
最重要かもしれません。
これ理解してると今後、色々覚えるのに、
めっちゃ楽です。
じっくりやっていきましょう!
続きます!!
shun
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