『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

  1. ダイアトニックコード
  2. 546 view

ダイアトニックコードのお話その4

こんにちは、shunです。

 

前回更新からちょっと間が空いてしまいましたね。

 

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?

 

ダイアトニックコードのお話、続けてやっていきましょう。

 

前回までにやったことをまとめると、コードには、

ルート音があって、
3rd(サード)があって、
5th(フィフス)がある、

 

で、

 

3rdが、
M3rd(メジャーサード)なのか、
m3rd(マイナーサード)なのかで、
そのコードのメジャー、マイナーが決まる。

 

5thは、P5th(パーフェクトフィフス)を
含むコードがほとんどである

 

P5thじゃない5thを含むコードあるけど、
そっちはまあ後でやりましょう、

 

と、そんなとこでしたね。

 

今回は、ルート音から一音おきに、主音を積みかさねていった7音目、

7t(セブンス)のことをやっていきましょう。

 

まずは前回も例に挙げた、
Key=C時のC(メジャー)のコードで、
見てみましょうか。

 

1、C,ド(ルート)
2、D,レ
3、E,ミ(M3rd)
4、F,ファ
5、G,ソ(P5th)
6、A,ラ
7、B,シ(M7th)
8、C,ド(オクターブorルート)

 

Cのコードから見ると、7thは、まんま7音目、
B(シ)音のことですね。

 

もひとつ例として、

Key=C時の3つ目の音、E(ミ)音の上に出来上がるコード、
Emの場合も見てみましょう。

 

1、E,ミ(ルート)
2、F,ファ
3、G,ソ(m3rd)
4、A,ラ
5、B,シ(P5th)
6、C.ド
7、D.レ(m7th)
8、E,ミ(オクターブorルート)

 

こちらも、E音にとって7thとは、
Eから数えて7音目、D(レ)音のことをさします。

 

さて、
「7thとは、ルート音から数えて7音目の音のことである」

ということで解釈としては問題ないのですが、
よく見てみると、Cコードの7th、B音には(M7th)と、
Emコードの7th、D音には(m7th)と表記されています。

 

読み方は3rdと一緒で、
M7th(メジャーセブンス)
m7th(マイナーセブンス)です。

 

この二つの違いはなにか?

 

これも3rdのときと同じ話で、
ルートからの距離(インターバル)です。

 

M7thはルートから見て半音下(1フレット分下)の音。
もしくは5音半上(11フレット上)。

 

m7thは、ルートから見て、1音下(2フレット分下)、
もしくは5音上(1oフレット分上)の音になります。

 

と、言葉で表すと、とてもわかりにくいので笑
指板上で位置を覚えてしまいましょう。

 

赤丸がM7th青丸がm7thの位置です。

6弦にルートを見たときの7thのポジション
1

5弦にルートを見たときの7thのポジション

2

どちらもルートがCの場合の図です。

 

7thは、この辺の位置がパッとわかれば、
演奏するときは大体どうにかなるでしょう笑

 

前回載せた、3rdと5thの指板図と、今回の7thの図を覚えれば、
ほとんどのコードフォームが作れます。

 

あとは、すでに知っているコードの、

コードフォームと名前を、図と照らし合わせて、

ちゃんと名前の通りの音が入っているのかを見てみるのもいいですね。

 

さらに後々、ソロをアドリブしたい!って時などに、
使える音がどこにあるのか、わかりやすくなってきます。

 

もちろんスケールの理解にも役立ちます。

 

うーん・・。

 

「後で役に立つから覚えてね!」って言ってばっかりですね笑

 

まあでも、7thの理解って大事なんですよ。

 

いや、全部大事ですけども笑

 

そんなところで、次回に続きます。

 

ではまた!

 

shun

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

自画像

名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


【詳しいプロフィールはこちらから】



おすすめ記事

このブログの理念

PAGE TOP