こんにちはshunです。
今回から、ダイアトニックコードの解説にもどります。
そもそも今やっているのは、
コード進行からKeyを読み取るには
どうすればいいのか?
ってことでしたね。
今までのやってきた記事の内容を
簡単にまとめると、
Keyが決まって、
スケールが決まって、
そのスケールの各音を主音という。
そのスケールの音(主音)で、
そのKeyで使われるコードが導き出せる。
という事と、
コードの主要音、
Root(ルート)
3rd(サード)
5th(フィフス)
7th(セブンス)
の各ポジションと、
各コードがどうやって
M(メジャー)、m(マイナー)が決まるか
なぜその音を含むのか?
を解説してきました。
そもそも、なぜコード進行から
Keyがわかるのかっていうと、
Key→スケール→コードの順で
Keyからコードまで導き出せるなら、
逆に、
コード→スケール→Keyの順番で
Keyまで逆算できるよねってことです。
やりたい曲の譜面があれば、それを見れば一発で
Keyやらコードやら乗ってます。
ですが、どーしてもやりたい曲の譜面やスコアが無ければ、
一つずつ音を採っていくしかないですよね?
要するに耳コピです。
耳コピするのに、その曲のkey、スケール、コードが
ある程度予測できれば、聞き取るスピードが上がるのは当然です。
で、Keyとスケール、コードの関係性が
わかっていれば、ある程度聞き取ったところで、
「この曲はKey=○だな」
「Key=○だから、この音がルートになるコードはメジャーだな」
とか、わかるわけです。
ということは、どう考えても、
Keyなどのルールを知らないよりも、ルールを知っているほうが
早く聴き取れるっていうことです。
で、そのルールを理解するのに、
もっともわかりやすいであろう、
Key=C時の基本スケール、
Cメジャースケール
CDEFGAB(ドレミファソラシ)
と、そのCメジャースケールから導き出される、
Key=C時のダイアトニックコード
C、Dm、Em、F、G、Am、Bm♭5
を例に、各コードとKeyの関係を解説していきます。
例えば今、譜面やスコアが無い曲を耳コピしていたとして、
音を採っていたら、
Dm→G7→C
というコード進行が出てきた。
この時点で
「この曲はKey=Cかな?」
という、
予測が立てられるようになろう
ってことですね。
で、その曲が本当にKey=Cなら、
あとは聞き取るのはラクショーです。
使える音や、出てくるコードが大体予想できるので。
では具体的な解説は次回からやっていきます。
shun
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