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ドリアンスケールその7 / ドリアンスケール実践編

こんにちは、shunです。

ドリアンスケール、練習してますか?

よく使うんで、ある程度は弾けるようにしておくと

いいことありますよ笑

復習はこちらの記事からどうぞ。

さて今回は、ドリアンスケールの実践編として、

toto(トト)Rosanna(ロザーナ)という曲から

ギターソロをピックアップしてみました。

今の10代の人などはtotoを聴いたことすらないかも知れませんね。

僕も世代的にリアルタイムではないんですが笑

(僕は1986年生まれの現在25才)

totoというバンドを簡単に紹介すると、

アメリカはロサンゼルスのスタジオミュージシャンが

中心になって結成したバンドです。

まあ、スタジオミュージシャンなんで演奏はめちゃくちゃ上手いです。

楽曲も素晴らしいクオリティ。

ああ・・・。

なんてざっくりした紹介だ笑

こんな紹介の仕方では、totoファンのおじさま方に怒られそうですが、

僕も大好きなんで許してください笑

では、曲のほうに行きましょうか。

totoのギタリストはスティーブ・ルカサー。

ロックの荒々しさと、プロフェショナルとしての繊細なプレイの、

対極のフィールが同居したすごい人です。

気になる方はwikiとかで検索してみてくださいね。

ギター好きな方は、ギター史的にも重要なプレイヤーなので

覚えておきましょう。

totoのスティーブ・ルカサー。

愛称はルークです。

おっと、曲でしたね。

Toto – Rosanna

う~ん。

時代を、感じます笑

さて、この曲とドリアンスケールの関係なんですが、

 楽曲のアウトロ、4:37~から曲が終わるまでの部分ですね。

コードはGm7一発

Gm7ということはGドリアンスケールを使うことになりますね。

ポジションはこのあたり。

Gドリアン

6弦と1弦の15フレット、G音を基準にポジションを見ることになるでしょう。

ドリアンの大事な音、なんだか覚えていますか?

そーです、M6th(メジャーシックス)です。

GドリアンだとM6thはE音になりますね

指板図のE音のところに赤丸をつけておいたのでチェックしてください。

ちょー大事です。

で、ギターソロなんですが、

ルークのプレイがあまりにハイセンスでカッコいいので、

ちょっと採譜してみました。

・ドリアンの重要な音であるM6thの強調の仕方。

・使うポジションの移動の仕方。

・ヴィブラートのかけ方。

・フレージング。

ぜひ、実際に弾いてみて感じてください。

ではまた!

shun

譜面は以下になります(*ギターソロは4:48~)

譜面1

譜面2

譜面3

*譜面作成ソフトの都合で、表示できないニュアンスがあります。

その辺は曲と照らし合わせて確認してみてください。

*最初の4小節の2弦17フレット、E音(M6th)の強調の仕方をよく聴いてください。

*5小節目1拍ウラの18フレットのチョーキング後のヴィブラートは、ヴィブラートと言うよりは、

1音のチョークアップ&ダウンをすばやく繰り返すような感じです。

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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