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ナチュラルマイナースケールその6/必須スケール解説

こんにちはshunです。

 

前回の記事では、一つポジションを決めて、
その場所で、メジャー、マイナーの両スケールを
弾いてみましたね。

 

今回は、もうちょっと細分化して、
前回行ったことを見ていきましょう。

 

では実際何をするのかと言うと、
スケールの最小単位として、1オクターブの範囲で、
メジャー、マイナー両スケールを確認します。

 

メジャースケール(アイオニアンスケール)の解説時に、
“1オクターブの範囲でスケールを確認してみる”と言うのは、
この記事 で少し触れていますね。

 

要するに、一度に大きな範囲をやると、
量が多くてこんがらがる可能性があるので、
小さく複数に分けてわかりやすくしよう、

というコンセプトです。

 

ではまず、両スケールのどこを見るのか?
それを決めましょう。

 

メジャースケールはここ。

1

ナチュラルマイナーはここを見ましょう。

2

 

前回も少し書きましたが、同トニック時の、
メジャースケールとナチュラルマイナースケールの違いは、
3rd、6th、7thの三音でしたね。

 

逆に言えば、Root、2nd、4th、5thの4音は同じ、
ということです。

 

両スケールの構成音を確認してみると、

C  D  E     F   G    A    B   (←Cメジャースケール)
C  D  E♭  F   G   A♭  B♭ (←Cナチュラルマイナースケール)

と、なっていますね。

(図では楽譜ソフトの都合で、E♭、A♭、B♭が、D#、G#、A#になっています。
本来はフラットの音名で呼びます)

 

ちゃんと3rd、6th、7thの3音が半音違います

 

次は指板上で、どの音がどうなっているのか、
確認してみましょう。

3

 

これは、メジャースケール側から見た図ですね。

 

オレンジ色で示している方が、
メジャースケールの3rd、6th、7th。

 

濃い青で示している方が、
マイナースケールの3rd、6th、7thです。

 

ここでもう一度、先に載せたマイナースケールの図を見てみましょう。

2

ちゃんとさっきの図で青丸で囲ってある方に、
3rd、6th、7thが変化していますね。

 

これで変化している音の位置関係がわかりました。

 

今回載せた図の、メジャー、マイナー両スケールの
赤い枠で囲った形“これを形そのまんま覚えてしまいましょう。

 

次回、その応用で、
他の弦にトニックを見たときのポジションを確認してみます。

 

ではまた!

 

shun

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名前:大沼俊一

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