『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

  1. スケールトレーニング
  2. 526 view

弦と弦でどのくらい音が離れているのか?その1

こんにちは、shunです。



今回は、チューニングの観点から
ギターの構造を確認してみようと思います。


スケールやコードを覚える上で、
わかっているとこれまた便利です。



ギターは基本的には、
6弦から、E、A、D、G、B、Eと
チューニングしますね。



ということは、
弦と弦でどれくらい
音が離れているかというと、



3弦と2弦が2音(4フレット分)で、
他は全て2.5音(5フレット分)
離れていることになります。



言葉ではちょっとイメージしにくいですね。



なので以下の譜例を弾いてみてください。


長いと譜面が見にくいので、
3つに分けました。


一応、譜割がありますが、
別に気にしなくていいです。


ゆっくり弾いてみてください。



譜例1

1


譜例2
2


譜例3
6


このように、
弦と弦で、どこの音が同じになるか
把握します。




普通、クロマチックスケールの、
トレーニングというと、
こういったものを想像すると
思います。



譜例4


4

よくある基礎トレですね。




ですが、音階的な意味で、ギターで正確に

クロマチックスケール(半音階)を弾くとこうなります。


譜例5

5



視覚的には、ちょっとずつ左にずれていきますね。



弦と弦が、お互いどのくらい音が離れているか、
つかめましたでしょうか?



コレを理解していると、同じフレーズを違うポジションで弾きたいとき、

パッと弾けるようになっていきます。

 

 

例えば、以下の譜例は、全部まったく同じ音程
ドミソというフレーズです。


譜例6

6

 

タブ譜ではなく、音符のほうを見てもらえればわかると思いますが、
全部同じドミソですよね?

 

 

今回の内容を理解していると譜例6のようなことを、
いろんなフレーズでパッとできるようになってきます。

 

 

譜例6で弾いているドミソですが、
これは、

 

 

CメジャースケールCメジャーペンタトニックスケール
構成音の一部ですし、

ペンタの記事の時にやった、Cのトライアドです。

 

 

今までやってきた事がだんだんつながってきましたでしょうか?

 

 

では次回に続きます!

 

 

shun

 

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

自画像

名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


【詳しいプロフィールはこちらから】



おすすめ記事

このブログの理念

PAGE TOP