Keyのお話その2、やっていきましょう!
前回の記事では、Keyとは、
”その曲で基準とする、
音(中心音)と音階(スケール)は
コレですよー”
ということを表したものであり、
メジャーキー(明るい雰囲気)の曲と、
マイナーキー(暗い雰囲気)の曲が、
あるという内容でした。
世の中には”無調性”といった、
「Keyにとらわれずに楽曲を作ろう!」
というような方法論もあるようですが、
ハッキリ言って、僕は詳しく知りません。笑
ポピュラーミュージックでは、上記のメジャーキー、マイナーキーを基準に、
転調(曲の途中でKeyを変える事)、もしくは、
部分転調(曲の中で部分的に転調する事)くらいです。
転調などは、曲のアレンジとして重要ですし、コード進行を解析するためにも、
Keyのことはしっかり理解していきましょう。
前回は、Keyとはなんなのか?という内容でしたが、
今回は、
曲のKeyがわかると何がわかるのか?
といったことを解説していきます。
まず一つ目、Keyがわかると、
トニック(主音)
がわかります。
前回は中心音と書きました。
要は、その音を基準に曲が構成されてますよ、
っていうことです。
他の呼び方としては、
キーセンター(キーのセンター=中心)とか
トーナルセンター(トーナル=調性の、Keyの、センター=中心)とか
って呼ばれます。
じゃ何がトニックなのか?
それは、
Key=Cだったら、
C(ド)音がトニックです。
Key=Cmでも、
C(ド)音がトニックです。
この場合の「トニック」とは、
メジャーキー、マイナーキー関係なく、
そのキーで中心とする1音のコトを言います。
1音鳴らしただけでは、その曲のキーが明るいのか、暗いのか、
わかりませんからね。
ちょっとやってみてほしいんですが、例えば、2弦1フレットのC(ド)音を
鳴らしてみてください。
それだけでは、ただのドですね。
明るいも暗いもありません。
では次は、C(ド)音を鳴らした後、
2弦5フレットのE音(ミ)を鳴らしてみてください。
今度は、なんだか明るい雰囲気に感じられるはずです。
次にまた同じように、C(ド)を鳴らした後、
今度は2弦4フレットのE♭音(ミ♭)を鳴らしてみてください。
今度は暗い感じに聞こえるはずです。
このように、トニック1音だけでは、メジャーキーか、マイナーキーか、
判別することはできません。
ということで、今回は、
トニックとは、
「Key=○」もしくは「Key=○m」の
○の音の事を言ってるんだ
ということを、覚えてください。
新しい用語が沢山出てきたので、じっくりやっていきましょう。
次回に続きます!
shun
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