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ナチュラルマイナースケールその5/必須スケール解説

こんにちは、shunです。

 

前回の記事で、やってみて欲しい、と言っていた、
“CメジャースケールをCナチュラルマイナースケールに変える”
ということ。

 

やってみてもらえましたでしょうか?

 

「最近スケールの勉強始めました!」と言うような人には、
ちょっと難しかったかも知れませんね。

 

ですが、自分の脳に汗をかいて考えたことは、
覚えやすく、忘れにくいので、是非やってみて欲しいですね。

 

出した答えが合ってようと、間違ってようと、
自分で考えたなら、強く印象に残るはずなので。

 

間違ってたら、修正すればいいだけですし。

 

では、メジャースケールを、
ナチュラルマイナースケールに変えるとは、
どのように考えるのか?やっていきましょう。

 

まず、Cメジャースケールのポジションを決めます。

 

じゃあここにしましょうか。

 

図1Cメジャースケール例
1

 

この回でやったとこですね。

 

上のCメジャースケールのポジションを、トニックC音を基準に、
Cナチュラルマイナースケールにするってことです。

 

どちらのスケールもトニックはC音なので、
そこからスケールは開始することになります。

 

今回の場合、6弦8フレットC音を基準に見ています。

 

そのトニックC音からナチュラルマイナースケールの音階で

音を並べると・・・。

 

答えを言ってしまうと、こうなります。

 

図2Cナチュラルマイナースケール例

2

 

はい、6弦8フレットC音をトニックに、
Cナチュラルマイナースケールになりました。

 

先にあげた、メジャースケールと上のマイナースケールを、
交互に弾いてみてください。

 

このように、一つのトニックを選んで、
そこから色々なスケールを弾いてみるというのは、
非常にいい練習になります。

 

その際、気をつけなくてはならないことは、
各スケールの、トニックから見たインターバルを
ちゃんと把握していること
です。

 

今回の例で言うならば、Cメジャースケールと
Cナチュラルマイナースケールを弾き比べてみて、
例えばトニックC音から見たとき、
M3rdにあたるE音と、m3rdにあたるE♭音(図ではD#表記になっていますが)の
二つの音が、指板上でわかるようになりませんか?

3

どうでしょうか??

 

さて、今回のメジャー、マイナー両スケールの相違点としては、
3rdだけではなく、6thと7thも半音ちがいますね

 

そこを踏まえて、
同トニック時に、メジャー、マイナーを弾き変えてみて、
どの音が同じか?、どの音がどう変化したか?
を確認してみましょう。

 

では今回はここまで。

次回に続きます!

 

shun

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名前:大沼俊一

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この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

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