『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

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※(旧)エレキギター初心者講座~第一回~

※こちらは古い初心者講座になります。

(難しくてよくわからない、との感想を頂いたので、

 新しい初心者講座を作りました⇒https://shunonuma.com/gtbeginner)

 

 

 

~シンプルなピッキングエクササイズ~

 

今回は、Aadd9という一つのコードを使って、

エクササイズを行っていきたいと思います。

 

コードフォームはコレですね。

1

 

 

4弦2フレットを中指、

3弦2フレットを薬指で押さえましょう。

 

使わない6弦は親指でミュートします。

 

4弦2フレットをひとさし指、3弦2フレットを中指でもOKですが、

今後、アルペジオなどでこの形のコードに音を足す時、

中指、薬指の押さえ方のほうが応用がききます。

 

どちらも出来るにこしたことはないんですが笑

 

まずはシンプルなストロークから。

 

譜例1、Aadd9

2

 

 

ジャラ~ンと鳴らした後、ダウンストロークで、

ジャン、ジャン、ジャン、ジャンとやってみてください。

 

このAadd9というコードなんですが、普通のAコードと比べると、

なんだかおしゃれに聴こえるはずです。

 

普通のAコード

3

 

 

なぜそう聴こえるかはとりあえず置いといて、

簡単に押さえることができて、カッコいい、

非常に使いやすいコードなので覚えてしまいましょう。

 

オリジナル曲や、何かの曲をコピーした時、

Aコードか、Amのコードが出てきたら、

代わりにAadd9を使ってみてください。

 

カッコよくハマることが多いです。

 

この、”新しいことを学んだら色々なことに使ってみる” ということを、

是非やってくださいね!

 

そういったことを繰り返していると、

『アイツのプレイは他のヤツとは違うぞ』と、

周りの人に思われるようなプレイができます笑

 

続いて、アップストローク。

 

先ほどのAadd9のダウンストロークの返しで、

アップストロークを入れていきます。

 

譜例2、アップストローク

4

 

 

右手を振り下ろして、振り上げる、という自然な動作で、

弦全体ををジャカジャカとストロークします。

 

ダウン、アップストローク両共に、 ピックを持つ力加減や、

弦に当てる角度で音がガラリと変わります。

 

細かい動作などは、文章では表現しきれないので、

アップした動画を見てください。

 

そろそろAadd9を押さえっぱなしで、

左手が疲れてきましたか笑?

 

適度に休憩も挟んでくださいね。

 

 

では、単音弾きに行きましょう。

 

まずはダウンピッキングから。

 左手は同じくAadd9です。

 

5~1弦の各弦を一本ずつ、 ダウンピッキングしていきます。

 

譜例3

4

 

 

全てダウンピッキングですね。

 

ミュートなど細かいことは気にせず、

思い切りよく、 ダンダン×2というリズムを感じながら弾いてください。

 

次に、先ほどの譜例3に、

アップピッキングをまぜていきます。

 

アップストロークの時と同じで、

ダウン→アップの一連の動作になりますね。

 

譜例4

6

 

こちらも、ミスを気にせず、ガツンと弾いてしまってください。

 

譜例3の全てダウンの時と、譜例4のアップをまぜた時では、

ニュアンスが変わってきますので、その辺を よく聴いてみてください。

 

なお、全ての練習に言えることですが、

自分のプレイを録音して客観的に聴いてみる、

というのは非常に大事です。

 

実際に演奏している時には気付きにくいことが多いので、

出来た、と思ったら録音してみましょう。

 

では、今回最後の譜例です。

 

譜例5

7

 

 

今までやったこととほぼ同じですね。

 

弦を移り変わるタイミングが早くなっているので、

若干ピッキングの難易度が上がっています。

 

この譜例5ですが、クランチサウンドにディレイなどをかけて、

ブリッジミュートをしながら弾けば、J-POPのイントロや間奏などに

使えなくもない・・かなー?と、いった感じです笑

 

実際に曲の中で使うのなら、

弾く弦の順番を変えてみても いいかもしれませんね。

 

その辺も動画でやってみますので、聴いてみてください。

 

では、ちょっと実践的な譜例をやったところで、第一回は以上です。

 

今回の内容はダウン、アップの両ストロークと単音弾きでした。

 

この位のフレーズは、余裕で弾ける人も多いと思いますが、

その場合は、タッチの強弱や各弦の音量バランスなど、

細かいところに気をつけて練習してみてくださいね。

 

地味~なところに実力の差がでます。

 

では、何か質問や意見等ありましたら、

気軽に連絡してください。

 

ありがとうございました!

 

第二回に続きます・・・。

 

大沼

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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