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  1. 音楽理論マスター講座【ギターと音楽の教科書】
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【人生で一番最初に読む、ギターと音楽の教科書】vol.03『Cメジャーペンタトニックスケールを使う』~その1~

【vol.03】 Cメジャーペンタトニックを使う ~その1~

(※【人生で一番最初に読むギターと音楽の教科書】テキスト全編と、その他無料教材(総数1000p以上)のダウンロードはこちらのページから可能です)

さて、今回から、
「楽曲の中でメジャーペンタはどのように使われているのか?」
について、いくつか実用的なフレーズを弾いてみて確認していきましょう。

さっそくフレーズに行きたいところなのですが、その前に、今まで覚えたCメジャーペンタのポジションを横断する動きを2つほど覚えてしまいましょう。

まず、1つ目の動きで使うポジションはこの3つです。

ポジション番号はこれまでのテキストで覚えた順番ですね。
この3つを横断します。

練習譜例1、3つのポジションを行ったり来たりしてみる

指板上で見ると、この部分を弾いていることになります。

ここで1つ注意して欲しいことがあるんですが、譜例の音符(オタマジャクシの方)に番号が書いてありますね?

これは使う指の指定番号です。

今回は、1と3が書いてあるので、人差し指と薬指だけで弾いてみてください。

後、この動きの中で、3弦の7フレット~9フレット間を通る時、その部分を中指で弾くか、薬指で弾くかについて迷うことがあるかと思います。

これについては、フレーズの前後の流れや手の大きさ、指板上のローポジション、ハイポジションのどの辺りで弾くのか?などによって変わってくるので、その時に弾きやすい方で弾いてください。

実践的な面から見ると、どちらの指でもいけるようにしておいて、そのときの状況に応じて使い分ける、と言うのがベストです。

この動きは本当によく出てくるので慣れておきましょう

では、2つ目に行ってみましょう。

使うポジションはここになります。

ちょうどわかりやすい所(6弦8フレット)にC音があるので、そこからスタートしましょう。

実際に弾く音はこのようになります。

譜例はこちらです。

練習譜例2、3つのポジションを行ったり来たりしてみる

この譜例も人差し指と薬指だけで弾くことができます。

一応、スライドの場所を示しましたが、他にも色々なパターンが考えられますので、自分なりに弾きやすいものに変えてしまっても構いません。

後、もう1つポイントとして、譜例では、実質、ポジション4つ分にまたがって大きく動きをとりましたが、実際に使う場合はこの辺りで済む事が多くなるでしょう。

譜例1、2のどちらにも通ずる事ですが、今回の譜例は、左手のストレッチ(指を大きく開く事)がありませんよね?

場合によりますが、基本的にはストレッチが無い方が、単純に弾きやすいフレーズである事が多いかと思います。

後は、図にも少し書きましたが、ペンタ系のフレーズでは、チョーキングを多用する傾向にあるので、ネックを握りこむシェイクハンドグリップがベースです。

(※どちらかと言えば。6、5弦辺りを弾く時は、クラシックフォームに近くなると思いますが)

この辺り、決まりがあるわけでは無いのですが、演奏のしやすさで考えていくと、大方、ペンタの場合はシェイクハンドグリップにまとまっていくと思います。

その様な、フォーム、ポジション移動、フレーズの流れなど、色々な面から弾き方を考えていきましょう。

それでは今回は以上になります。

ありがとうございました。

大沼

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



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