こんにちは、shunです。
気が付けば、Keyの解説もすでに6回目ですね。
3~4回で終わるかなー、と思っていましたが、
そんなことはなかった笑
もうちっとだけ続くんじゃ。
某国民的漫画とはちがって、ホントにもうちょっとです笑
たぶんあと2~3回でしょうか。
でも結局その10くらいまで行くっていう^^;
まあ、それ位、知ってると便利っていうことで、
もう少しお付き合いください笑
では、やっていきましょう。
前回は、
楽譜の調号からKeyを判別する方法を、
具体的に解説しました。
なぜそのKeyだと、調号がその数だけ付くのか?
を学びましたね。
今回は、
なぜ、その順番で音に#や♭が付くのか?
を解説していきます。
例の図を見てみましょう。
図、サークルオブフィフス
前回は、図の各英文字がトニックのKeyの場合、
横に書いてある数だけ#や♭が付くという話でした。
今回は、
#や♭が、どの音からどういう順番で付いていくか?
っていう部分をやっていきましょう。
結論から言うと、図を見ればわかるので簡単です。
まずは調合が付いている状態の譜面を見てみましょう。
#が5つ、Key=Bですね。
じゃあどの音に#がついているかって言うと、
F音、C音、G音、D音、A音
に#が付いています。
あ、別に五線譜が読めなくてもいいですよ。
読める人は確認してみてください。
読めない人は、上記の音に#が付いてるんだなー、
って思ってください。
調号は左から順番についていきます。
数字が調号として付く順番、英文字が音名です。
要するにKey=Bの場合、
5個の調号が、F、C、G、D、Aの順番でつく
ってことですね。
このF、C、G、D、Aって順番、どっかで見たことありませんか?
答えはコレです。
調号に#の付く順番
F音から#が付き始め、右回りの順番どおりにB音までが
調号として#の付く範囲です。
今回、線で囲った上の図の通り、
Key=Bの時の、#の付く順番と一致しています。
このように、
#が調号として付く場合、サークルオブフィフスで見ると
F音から右回りで#が付いていきます。
例えば、前回例に挙げたKey=Gなら
#が一つF音につきますね。
Key=G時の調号
Key=Dなら、#が2つ、
F音、C音につきます。
Key=D時の調号
同じような感じでKey=Eなら#が4つ、
F音、C音、G音、D音に付きます。
Key=F#なら、#が6つ、
F音、C音、G音、D音、A音、E音に付きます。
このように、サークルオブフィフスは
本当に、色々な事を表している図なのです。
ではもう一つ、♭の付くキーはどうなのか?ってことですが、
基本的に#キーと似たような見方でわかります。
例として、Key=E♭で考えて見ましょう。
Key=E♭の時は、B音、E音、A音に♭が付いています。
♭も左から順番に譜面に記されていきます。
では♭の付く音の順番なんですが、以下の図の通りです。
調号に♭の付く順番
B音から順に、左回りに♭が付いていきます。
♭の付く順番の6番目と7番目は、サークルオブフィフスの図では、
B、Eになっていますが、実際、正しい表記としては
Bの部分はC♭、Eの部分はF♭です。
BとC♭は同じ音ですし、
EとF♭も同じ音です。
このように、Keyがどれだと調号がどーなるのか、
よくわからなくなったらサークルオブフィフスを見ると、
答えが書いてあります。
ね、便利な図でしょう?笑
さて、今回で、調号からのKeyの判別の仕方は終わりです。
次は、コード進行からのKey判別法ですね。
これ弾きたい!!って思った曲の、
楽譜やスコアがいつもあるとは限りません。
いつかは、どーしても弾きたい曲の、
耳コピをすることになるでしょう。
コード進行からのKey判別法を知ってると、
耳コピという作業がかなりスピードアップします。
なぜなら、Keyがわかると、主に使われるスケールがわかり、
スケールがわかると、主に使われるコードがわかるからです。
その辺をじっくりやっていきましょう!
ではまた次回!!
shun
PS
う~ん・・。
Keyの解説も、その10を超えるような気がしてきました。
もうちっとどころじゃないかも。
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