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  1. key(キー)について
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マイナーキーのお話

7月になりましたね~。どうもshunです。

 

今回から、マイナーキーについてやっていこうと思います。

Key=Amで。

 

Amキーの場合、その曲の主に使われるスケールは、
Aナチュラルマイナスケールですね。

 

最近ずっとそれについてやっていました。

 

Aナチュラルマイナースケールの復習は
こちらの記事からどうぞ。

 

ダイアトニックコードのお話のほうで、メジャーキーの解説はしてあるので、
マイナーキーがわかれば、世のほとんどの曲は分析できるでしょう。

 

では、いきましょうか。

 

まず、この記事の最後にちらっと書きましたが、
平行調(へいこうちょう)という言葉があります。

 

平行調とはなんなのかと言うと、
ざっくり言ってしまえば、

 

とある長調(メジャーキー)と短調(マイナーキー)で使われる構成音が、
まったく同じであるときの、二つの調の関係のこと
です。

 

なんかわかりにくいですね笑

 

実例をあげましょう。

 

このブログではずっと、Cメジャーキー関係と
Aマイナーキー関係のことを解説していますね。

 

その中で、CメジャーペンタとAマイナーペンタ
CメジャースケールとAマイナースケールともに、
構成音がまったく同じでした。

 

と言うことは、Cメジャースケール準拠のCキーと、
Aナチュラルマイナースケール準拠のAマイナーキーの、
二つのキーの構成音もまったく同じなんです。

 

どちらのキーも構成音は、ドレミファソラシ(ラシドレミファソ)の7音です。

 

このような状態の、二つのキー(調)の関係を、平行調と言います。

 

構成音が同じなんで、譜面上の調号も一緒

 

例えば以下の譜例の調号は、Key=Cを表していると共に、
Key=Amをも表しています。

1

 

で、マイナーキーを解説するにあたって、

 

メジャーキーの事を理解していることが必須なので、
今まで散々やってきたのですね。

 

さて、ここまでの解説で、このブログをずっと読んでる読者さんなら、
これからマイナーキーについてどういったことを解説していくのか、
なんとなく予想がつくと思います。

 

では、次回に続きます。

 

shun

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名前:大沼俊一

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