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  1. ダイアトニックコード
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ダイアトニックコードのお話その1

こんにちは、shunです。

 

前回の記事では、調号からのKey判別法を学びました。

 

次に学ぶのは、コード進行からのKey判別法ですが、
今回はその前段階、Keyと、そのKeyで主に使用されるコード
基礎知識を学びましょう。

 

この記事のタイトルは、
「ダイアトニックコードのお話」
ですね。

 

さて、

ダイアトニックコードとは

なんのことでしょうか?

 

以前、似たような言葉で、
“ダイアトニックスケール”
の事を学びました。

 

ダイアトニックスケールとは、

= 全音階 ≒ 7つの音で構成されたスケール

のことでしたね。

 

正確には、7音構成のスケールは、「ヘプタトニックスケール」でしたが、
今は『ダイアトニックスケール≒7音構成のスケール』と解釈しておいてね、
と、そういう話でした。

この記事で詳しく解説しています。

 

と、いうことは、ダイアトニックコードとは、

7つの、主音(=トニック)の、和音(=コード)

って意味になりますね。
(※言葉の意味をそのまま訳すと、『全音階から構築される和音』ですが)

 

で、曲のKeyが決まると、(その曲で使われる)基本となるスケールが、
決まります。(導きだされる)

 

スケールが決まるって事は、

曲中で主に使われるが決まる、ってことです。

 

Key=Cで考えてみましょう。

 

まずKeyはCですね。

 

ということは、その曲で基本となるスケールは、
Cメジャースケールになります。

 

Cメジャースケールってことは、その曲で主に使われる音は、
Cメジャースケールの構成音、ドレミファソラシ(C,D,E,F,G,A,B音)

ということです。

 

この、

「ドレミファソラシ」の7音がKey=Cの時の主音です。

 

ということは、Key=Cの時、ダイアトニックコード(7つの主音の和音)は

「ドレミファソラシ」の7音を使って構成されることがわかります。

 

では、Key=C時の7つの主音がわかったところで、
各音をルートにした時のコード構成を確認してみましょう。

 

まず、コードとは、2音以上の音を積み重ねたもの
(同時に鳴らしたもの)の事を言います。

 

理論的には、3音構成のものをコードの最小単位としているらしいです。

 

トライアドのことですね。

 

ですが普段の会話では、2音でも3音でも
コードって言ってしまいます。

 

まあ、とりあえずはどっちでもいいです。笑

 

「積み重ねる」とかって言うのは、五線譜を見るとイメージしやすいでしょう。

1

音符が下から上に積み重なってますね。

 

この「積み重ね方」なんですが、ちゃんとルールがあります。

 

それは、

1音目から、音を1つおきに重ねる

ということです。

 

何でそうするかっていうと重ねる音同士が近すぎると、
コード音が濁るからです。

 

各音の周波数が干渉し合って濁るとか、まーそんな感じです。

細かいことはおいときましょう笑

 

ではKey=Cなので、Cメジャースケールの1音目、
Cのコードで、コードがどうなってるか見てみましょうか。

C(Cメジャー)の構成音は、ド、ミ、ソ(C,E,G)です。

 

CM7(Cメジャーセブンス)だと、ド、ミ、ソ、シ(C,E,G,B)ですね。

 

見事に、一音おきに音が積み重なっています。

 

、レ、、ファ、、ラ、

 

こんな風に。

 

ついでに2音目の、D音を基準にしたコードも見てみましょうか。

 

D音をルートにするので、D(レ)音を1音目にCメジャースケールを並べると、

レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド

になりますね。

 

一音おきだと、

、ミ、ファ、ソ、、シ、

ルート音「レ」の上にはファ、ラ、ドの音が積み重なるって事ですね。
(Cメジャーキーの場合)

 

じゃーKey=Cのとき、D音ルートのコードは
なんになるのかっていうと、

 

Dm(4和音の場合はDm7)になります。

 

なぜ、Cルートのコードはメジャーで、
Dルートのときのコードはマイナーなのか、
わかりますか??

 

わからなかったら、この記事の後半を読んで、
Dmの構成音を、指板上で確認してみましょう。

 

もしよくわからなくても、これから詳しくやっていきますので
ご安心ください。

 

その辺踏まえて、残りのコードと共に、
次回、続きを解説していきます。

 

ではまた!

 

shun

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名前:大沼俊一

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