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ダイアトニックコードのお話その6

こんにちは、shunです。

 

今回は、ダイアトニックコードの、

インターバル的な呼び方の基礎をやっていきましょう。

 

なんか見たことありませんか?こういうの。

Ⅱm7→Ⅴ7→ⅠM7

上みたいなローマ数字のやつです。

 

他には、

「つーふぁいぶわんがどうたらこうたら」

とか、

「いちろくにーごーの進行でなんたらかんたら」

とか意味不明な呪文を聞いたり読んだりしたことは
ありませんか?

 

これも、なんでわけがわからんのかっていうと、
使われている言葉や表記の意味を知らないからです。

 

ですが、その意味を知ってれば、ひじょーに便利な道具なので
そのへんの基礎知識をつけていきましょう。

 

まずローマ数字について。

 

これですね。

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ
1 2 3 4 5 6 7

 

そのまんま並びの通りです。

 

某有名RPGのナンバリングに使われているので、
知っている人も多いでしょう。

 

ちなみに、このローマ数字の表記は、
Ⅰ(1)~Ⅶ(7)までしか出てきません

 

なぜかというと、
ダイアトニックスケールの主音は7音だからです

 

テンションにあたる、9th、11th、13thは
普通におなじみのアラビア数字です。

で、

それがダイアトニックコードに
どういう関係があるのか?

 

ダイアトニックコードは、7つの主音それぞれをルートに、
構成されるので7つできますね。

 

Key=Cだったら、

、C(CM7)
2、Dm(Dm7)
3、Em(Em7)
4、F(FM7)
5、G(G7)
6、Am(Am7)
7、Bm(♭5)(Bm7(♭5))
(括弧内のコードは4和音の場合)

 

この通り、見事に7つコードが出来上がりました。

(なぜこうなるかはこの記事をどうぞ)

 

そうしたら、各コードを番号通りに
ローマ数字に当てはめます。

Key=Cの場合
Ⅰ、C(CM7)
Ⅱ、Dm(Dm7)
Ⅲ、Em(Em7)
Ⅳ、F(FM7)
Ⅴ、G(G7)
Ⅵ、Am(Am7)
Ⅶ、Bm(♭5)(Bm7(♭5))

こんな感じです。

 

Keyに対応するダイアトニックスケールの、
何番目の音をルートにして出来上がったコードが、
どんなコードになるのかは決まっています。

 

例えば、Key=Aだったら以下のようになります。

Key=Aなので、対応するスケールはAメジャースケールですね。

 

Aメジャースケールの構成音は
A、B、C#、D、E、F#、G#の7音です。

 

並べてみると、

Ⅰ、A(AM7)
Ⅱ、Bm(Bm7)
Ⅲ、C#m(C#m7)
Ⅳ、D(DM7)
Ⅴ、E(E7)
Ⅵ、F#m(F#m7)
Ⅶ、G#m(♭5)(G#m7(♭5))

となります。

 

上のKey=Cの時と見比べてもらえればわかると思いますが、
何番目のがルートの時もコードがメジャーになるもの、
コードがマイナーになるものが、Key=Cの時と全部同じです。

 

要するに、どのKeyでも、対応するスケールの構成音を
順番に並べてコードを作ってみると、

下のようなことが成り立つわけです。
(メジャーキーの場合です)

 

ⅠM7
Ⅱm7
Ⅲm7
ⅣM7
Ⅴ7
Ⅵm7
Ⅶm7(♭5)

 

メジャーキーならどのKeyでも、Keyに対応するスケールの1音1音を

ルートにコードを構成すると、上のようなコードが出来上がります。

 

そしてそのKeyの曲に使われるコードは、
大半が上の表のコードです。

(70~100%くらい。曲によりますが)

 

会話上での呼び方は、例えばⅠM7なら、

「ワンメジャー(セブンス)」
とか、
「1度メジャー(セブンス)」

とかです。

 

フツーにそのまんまですね。

 

まずはこのローマ字表記に慣れましょう。

 

ではまた次回!

 

shun

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名前:大沼俊一

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