こんにちはshunです。
ということを解説してきました。
今回は、ドリアンスケールを
より深く理解するために、
いろんな弾き方で弾いてみましょう。
まずは今まで弾いていたこのポジションを2つに分けます。
図1、Aドリアンスケール重要ポジション
次に、この赤枠と青枠に分けたグループを、
1本の弦の上で弾きます。
図2、1本弦上のAドリアンスケール
図1と図2でポジションの色が対応しています。
縦のポジションで弾いていたものを、横に弾くとどうなるのか?
インターバルを確認しながら弾いてみましょう。
さて、前回の記事で解説した、
ドリアンスケールの雰囲気を決める音、
なんだか覚えていますか?
そうです。M6thです。
今回はトニックがA音なので、
M6thはF#音ですね。
なのでM6th(F#)⇔m7th(G)の半音で移動するところを、
よく聞きながら、行ったりきたりしてみてください。
だんだんドリアンの感じが、耳でわかってくると思います。
ドリアンスケールの雰囲気は、「都会的な暗さ」と
よく言われます。
そういわれると、なんだか高層ビルの立ち並ぶ、
真夜中の都会の風景が浮かび上がってきませんか?
いや、感覚は人それぞれなので、なんでもいいんですが笑
このように、コードやスケールを、
イメージと結びつけて覚えておくのは結構大事です。
なぜなら、作曲やアドリブをするときに、
「~みたいな感じにしたいな」というイメージを、
すぐに再現できるからです。
ド明るい曲を作りたければ、メジャースケール(メジャーキー)で作ればいいし、
コテコテの泣きのソロならマイナースケールで弾いてみたり、
摩天楼を思い浮かべるようなフュージョン曲だったらドリアンな感じ、など
色々と作る前からイメージできるわけです。
さて、今回まで、3回にわたってドリアンスケール構造について解説してきました。
実はドリアンスケールは、即興のセッションで一番?良く使われます。
知らない人同士で集まってセッションするとき、
「じゃーAm一発で!」っていうのどこかで聞いたことありませんか?
そのAm一発のセッションで、何のスケールでソロをとるかというと、
ドリアンスケールなのです。
AmなのでAドリアンスケールですね。
他にもAm→D7のループでセッションするときもドリアンです。
それはなぜか?
次回解説していきたいと思います。
この「Am一発のセッション」はいつかはやるときがくると思うので、
練習しておいたほうがいいです笑
Am一発、もしくはAm→D7のループでドリアンを使う練習、やってみてください。
バッキングを録音して、ソロを弾いてみてもいいですし、
バンドでメンバーとやってみるのもいいですね。
ではまた次回!
shun
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