どうも、大沼です。
アドリブもそうなのですが、普通に曲を覚えるのでも、上達に繋がる、かなり重要なポイントがあります。
それは、
『出来るだけ早く、一定範囲を形にして、安定して弾ける状態を目指す』
ことです。
アドリブの練習なら、なんとなーくの流し弾きはほどほどにしておきましょう。
もし、なにかアイディアが浮かんだならば、それを元にして、ソロを1コーラス分くらいはさっさと作ってしまう。
そしてそのソロを、早いうちに安定して弾けるようにする。
これで、
「今後ずっとアドリブとして披露できるプレイ」
が一つ完成ですよね。
恐ろしいことに、
・なんとなーくの、音を探り探り弾いている行為
や、
・スケールをコードに合せて適当になぞっていること
をアドリブ練習だと思っていると、本当に、いつまで経っても出来る様にならないんですよね。
(※主に完成度的な意味で。僕の体験談です。苦笑)
コピーならば、自分が覚えたい(弾きたい)範囲の、初めの場所から、終わりの場所までを先に決めて、出来るだけ早くやりきる。
(※もしくはゆっくり目だとしても、決めたペースで確実にやりきる)
これはもちろん、1曲丸まるでもいいし、特定の範囲だけでもいいです。
1曲通しで覚えるのに時間が掛かりそうならば、構成ごとに習得計画を分けるのもありですよね。
重要なのは、
『達成する基準と、期限をはっきりと決め、絶対に達成する』
という事です。
『ここからここまでを、このくらいの期間中に、このくらいの質で弾けるようにする』
と、一番最初に明確に決める。
習得することの量や難易度は、各自の自由です。
どんなに小さな目標でも良し、逆に大きなものでもいい。
(※ただ、達成計画は、その目標に対して適切なものにする必要はあります)
始めたら、自分が決めた範囲までは、全力で必ず終わらせる。
結局、楽器に限らず、『上達』とは、これに終始しているような気もします。
(※ですが、やっている途中で、今の自分の力では、最初の計画よりも遥かに時間が必要だとわかった場合、達成計画の見直しや、とりあえずの保留はありだと思います)
後は、実際のところ、覚える作業(暗記)とクオリティアップの為の練習を同時に行うのは(ほぼ)無理です。
フレーズや曲が頭に入ってから、クオリティを上げるための練習をする。
アドリブも、フレーズやメロディーの創作(発想)と、実演の向上を同時にはしない。
(※というか、それが出来たら上級者以上です)
とにかく、コピーでもアドリブでも、
『自分で決めた1曲(もしくは一定の範囲)を、安定してして弾ける状態』
を目指す。
目標以外のものにフラフラしない。
達成すべき結果を決める。
その為に、どんなことをやる必要があるのかを割り出す。
どういうペースでいつまでにやりきるのか決める。
決めた期間内に確実に終わらせる。
やはり、このサイクルに全力で取り組む人が、他人より速く上達していくのだと思います。
僕も沢山経験がありますが、行動レベルが中途半端だと、得られる結果も中途半端になりがちなんですよね。
今日の話は、僕も常に自分に言い聞かせているものです。
自分に打ち勝って、得たいものを確実に得ていきましょう。
それがきっと、成功であり、日々が充実する秘訣なのだと思います。
それでは、またメールしますね。
楽しく頑張っていきましょう!
大沼
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