どうも、大沼です。
今日は、もしかしたらほとんど誰も言っていないかもしれない、
『実はギターが上手くなるために必要な、最大の要因』
についてお話ししてみたいと思います。
では早速、結論から言ってしまいますが、その要因とは何かと言うと、
『暇(ひま)』
です。
もしくは
『本当の意味での自由(に使える時間)』
と言っても良いかもしれません。
さらにさらに、もうちょっと詳しく言うと、
『自分が本当に自由に使うことのできる、時間とエネルギーがどれだけ余っているか?』
(もしくはその余剰を作れるか?)
ですね。
まあ、このメルマガを読んでいるような向上心の高い人達からは、「んなことわかっとるわ!」と言われそうなくらい当たり前のことかもしれませんが(笑)、せっかくの機会ですので、もう少し詳しく考えてみましょう。
世間一般的に、「子供は大人よりも成長が速い」と言った論調がありますよね。
これは、身体や脳が正に成長していく過程で、その時に取り組んでいるものに適した回路や機能が形成されていくから、というのが主な原因だと思います。
ただ、個人的に、この他にも大きな要因があると思っていて、それは、
『日常の中で、些末なことに意識を取られることが少ない』
ということです。
逆から見れば、
『目の前の物事にだけ集中しやすい環境に生きている』
と言っても良いかもしれません。
もちろん、全ての子供がそうだとまでは言いませんし、全ての大人がその逆の環境にいる、とも言いません。
ただ、歳を取っていくにつれて、
『日常の中で気にしなくてはならないこと(もしくはそう思い込んでいること)』
が増えていきますよね。
明日以降の仕事や学業のことだったり、
お金のやりくりや先々の収入のこと、
将来のこと、
家族だったり、その他の人間関係のこと、
世間一般の常識に基づいたアレコレ、
今日の晩ごはん、明日の朝ごはんをどうするか?、、、
それ以外にも、この世界には、僕らの意識や時間を奪っていく、ありとあらゆる情報や媒体が山盛りです。
それに対して、(特に小学生くらいまでの)子供は、ある種、そういうことを気にしなくても良い環境に生きている
(※差別的な意味ではなく、平均的、一般的に、です)
誰しもがわかっているように、「集中、没頭」というのは、何かに取り組むにあたって、結果を大きく左右するとても大事な要素です。
時間的にも暇(余裕がある)、精神的にも暇(余裕がある)。
細かいことを言うと、余裕があるからこその弊害もあったりするのですが、基本的には、この状態は最強なわけです。
そして、大人に比べて、はるかに「失敗に対する恐怖」が少ないのが子供です。
物おじせずに、目の前のことに一点集中で、どんどん取り組んでいってしまえば、成長が速いのは当然ですよね。
最初に書いたように、(多くの場合)子供というのは、
『自分が本当に自由に使うことのできる、 時間とエネルギーが余っている』
わけです。
なので、多くの場合、大人よりも「(本質的に)暇」で、それによって成長が速い(ことが多い)。
と、ここまでの話だと、僕ら大人には少し絶望的な話のように聞こえますが、大人でも、年齢に関わらず、何かに取り組んであっという間に成果を出したり、成長したりする人がいますよね。
こういった事例を考えてみると、きちんとしたやり方さえ選べば、大人でも全然いけるな、とこの辺りを個人的に研究、実践しています。
その辺り、大人には大人の利点が沢山ありますので、
「いかに暇を作り出していくか?」
それをまた次回、お話ししていきたいと思います。
P.S.
もうすでに、いつでも常に集中、没頭できているよ、という人はそのまま続けてくださいね。笑
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