向上心の高いギタリストの為の、知識と技術のトレーニングメソッド / Intelligence & Emotional Guitar

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アドリブを計算する

 

こんにちはshunです。

 

 

今回はアドリブの際、いや、演奏すべてに関係してくる、

フレーズ作りの計算の仕方について書いていこうと思います。

 

 

名づけて、“数学的アドリブ思考法”です。

 

 

まあ、どちらかと言うと算数レベルの話ですが笑

 

 

 

ではいきましょう。

 

 

 

まず、音楽には、一つの区切りとして”小節”がありますね。

 

そしてその中に、音符を入れていく、と。

 

 

 

それが”演奏する”という行為の実態です。

 

 

 

結局のところ、小節や音符は時間を均等に区切ったものなので、

一小節に入れられる音の総数が決まっているわけです。

 

 

 

大体の曲は4/4拍子で作られていますね。

 

 

これは1小節が4分音符4つ分という意味です。

 

 

 

ということは、楽器を演奏する場合、全ての音を四分音符で鳴らしたら、

1小節に4回音が鳴らせる、と言うことになりますね。

 

 

 

同じように、八分音符なら8回、16部音符なら16回、

1小節に音を鳴らすことができます。

 

 

 

このように、まず最初に1小節間などの小さい範囲で、

どれだけの音数を入れられるのかを把握します。

 

 

 

同じ”メロディーを弾く”、という行為だとしても、

四分音符で弾くのか、八分音符で弾くのか、16分音符で弾くのか、

全て、聴いている人にとっては感じ方が変わるはずです。

 

 

音符が細かくなればなるほど、緊張感、疾走感などが高まっていく傾向にありますね。

 

 

それは色々なプレイヤーを聴いていればわかると思います。

 

 

 ちょっとこの譜例を弾いてみてください。

譜例1

 

これはソロの導入に4分音符を使ったものですね。

ズッシリとソロがスタートしたように感じると思います。

 

 

 

 

次に、同じようなフレーズで8分音符で導入したもの。

譜例2

 

こう弾くと、さっきの4分音符の導入より、スムーズな感じがすると思います。

 

 

 

さらにもう一つ、16分音符の導入の場合。

譜例3

先の2つの導入より、グワッとソロに入る感じがしますね。

 

 

 

この辺を踏まえたうえで、今弾いている(弾こうとしている)ソロの部分を、

どういうフィールにするのかを、音符の最小単位を決めて計算します

 

 

 

ロングトーンになるほど、緊張感が無くなり、メロディックになる傾向がありますね。

 

もちろんチョーキングやビブラートのニュアンス、使う音の関係で、一概にそうとはいえませんが。

 

 

 

逆に音符が細かくなればなるほど、疾走感、緊張感などが高まる傾向にあります。

 

 

 

ガーっと早弾きが続いた後に、チョーキングでキュイ-ンとやっているようなフレーズを

思い浮かべてもらえると、わかりやすいと思います。

 

 

 

早弾きのパートで、疾走、上昇して、聴き手に「来るぞ、来るぞ」と感じさせて、

締めのチョーキングをキュイーンとやって、「うおー来たー!」みたいな笑

 

 

 

そんな感じです。

 

 

まあこのように、譜割りでフィーリングをコントロールできるということです。

 

 

 

この辺は自分のスキルとも関わってきますね。

 

 

 

例えば、今、自分に出来る単音のソロプレイの最高速度が、

テンポ140の6連符だったとしたら、テンポ140までの曲ならば、

自分のスキルをフルに活かせるわけです。

 

 

 

このようなテンポ140の6連符が現時点の自分の限界スキルだった場合、

ソロプレイ全体の中で、一番盛り上がる所、盛り上げるべき所に、

その限界スキルのフレーズを持ってくる必要があります。

 

 

 

もちろんこれも状況によりますが。

 

 

 

一切細かいフレーズを入れずに、

ゆったりメロディを弾いていた方が有効な場合も多々あるでしょう。

 

 

で、譜割り(音符の細かさなど) やソロパート全体の小節数を把握した上で、

どこにどんなフレーズを持ってくるのかを計算します

 

 

 

 

たとえば、8小節のギターソロパートがある場合。

 

 

最初の1~2小節目はロングトーンのチョーキング系フレーズ。

 

3~4、5~6小節とだんだん音数が増えていって、

7~8小節くらいで自分の弾ける最高速のフレーズにもっていって、

最後チョーキングで締め、みたいな計算をするわけです。

 

 

どこを一番盛り上げるべきかは、前後の展開によって、

ベストな形態は変わってくると思います。

 

 

 

とある曲が、”盛り上がるパート(サビなど)→ギターソロ→静かなパート(Cメロなど)”

といった展開だったら、サビで盛り上がった直後、ギターソロのスタート時に

最高速をもってきてもいいわけです。

 

 

そして静かなパートに繋げるように、だんだん盛り下げていく、と。

 

 

このように、パート全体と、1小節間などの小さい範囲の両方の視点から、

自分のやるべきことを計算します。

 

 

これが“数学的アドリブ思考法”というものです。

 

 

いや、僕が勝手にそう呼んでるだけですが笑

 

 

今回はソロの観点から話を進めましたが、

この譜割りの計算などはコードストロークやカッティングなど、

どんなことにも応用できます。

 

 

単純に音数が増えれば、豪勢な感じになってくるので。

 

 

結局なにが言いたいかというと、

音の数や譜割りを計算してフィーリングをコントロールしよう!

ってことですね。

 

では今回はこの辺で!

 

shun

 

 

 

 

 

 

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