こんにちは、shunです。
前の2回の記事では、ミクソリディアンスケールはどういったスケールなのか?
と、いうことを解説してきました。
*復習はこちらの記事からどうぞ
スケールの構造的には、ミクソリディアンスケールは、
メジャースケールの7音目を半音下げたものでしたね。
インターバルはこうなります。
*ミクソリディアンスケールのインターバル
Root(トニック)、M2nd、M3rd、P4th、P5th、M6th、m7th(♭7th)
対応するダイアトニックコードは、Ⅴ7です。
ⅠM7、(アイオニアンスケール、メジャースケール)
Ⅱm7、(ドリアンスケール)
Ⅲm7、(フリジアンスケール)
ⅣM7、(リディアンスケール)
Ⅴ7、(ミクソリディアンスケール)
Ⅵm7、(エオリアンスケール、ナチュラルマイナースケール)
Ⅶm7♭5(ロクリアンスケール)
なぜ、ミクソリディアンに対応するコードがⅤ7なのかは、
スケールのインターバルを見ればわかりますね。
Root(トニック)、M2nd、M3rd、P4th、P5th、M6th、m7th
このようにトニックから1音おきに音を積み重ねてコードを形成すると、
ドミナント7thのコードが出来上がります。
さて、ミクソリディアンスケールの概要を理解したところで、
楽曲で実践していきましょう。
その前に、今回使うポジションを一つ覚えます。
Gミクソリディアンの5弦ルートと3弦ルートのポジションです。
図1、Gミクソリディアンスケール、5弦ルート、3弦ルートポジション
赤枠内が5弦ルートとしてみるポジション、
青枠内が3弦にルートを置いた1オクターブのポジションです。
さらっと何回か弾いて、覚えてしまいましょう。
では、今回の課題曲はこれ。
Jeff Beck / Freeway Jam
ジェフ・ベックの「フリーウェイジャム」です。
Gミクソリディアンのこの曲を例に、スケールの具体的な使い方を学びます。
まずはテーマを弾いてみましょう。
1:34~
図1のポジション図の周辺でメロディーが作られています。
G7コードのトニックである、3弦12フレットのG音と、
♭7th(m7th)である3弦10フレットのF音を通っていることを
確認しながら弾きましょう。
では今回はこの辺で!
次回に続きます!
shun
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