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【人生で一番最初に読む、ギターと音楽の教科書】vol.00-2『各トレーニングの意義』~その1、基礎トレーニングについて~

(【人生で一番最初に読むギターと音楽の教科書】
テキスト全編のダウンロードはこちらのページから可能です)

どうも、大沼です。

さて、まず今回はvol.00ということで、最初に、
各トレーニングの意義について、改めてハッキリさせていきましょう。

ギター演奏、というより音楽には、様々なトレーニングがありますね。

やるべきこと、知っておくべきこと、行う順番・・・、選択肢の多さゆえに、
漠然とやっていても、効率は落ちるし、効果が薄くなってしまいます。

なのでまずは、何の為にそのトレーニングを行うのか?
その辺りをハッキリさせてみよう、と言うことです。

それではまず最初に、皆さんおなじみの『基礎練習』からいきましょう。

この、基礎練習というものは、ざっくり言ってしまえば、
ギター演奏に必要な1つ1つの動作を、実際に行えるようにしたり、
精度とクオリティを上げるためのものです。

もう少しイメージしやすくする為に、スポーツに例えて考えてみましょう。

例えばクロマチックスケールの練習は、スポーツで言うならば
ランニングやストレッチなど、その競技(僕達はギター演奏)を行う為の
基本的な体力UP、筋力UPなどの『体作り』を行うようなものですね。

自分がギターを弾き始めたばかりの頃を
思い返してみればわかります。

ギターを弾き始める以前に、例えばピアノなどで、
“普通に生きていたら絶対行わないような指の動作”をしたことがない場合、
まったく指が動かなかったはずですから。

もし、現時点であなたが初心者に近いならば、
そういったことをリアルタイムで感じているでしょうし。

その感覚を言葉にするならば、

”ギターを弾く為の体が出来ていない”

と表現するのが、最も近いように思います。

結局、クロマチックスケールのような、
基礎中の基礎として勧められるトレーニングは、

・左手の全ての指をバランスよく動く様にすること、

・右手のピッキングの基本的な動作を身につけること、

これらの強化に最も効率が良く、それはある種、
『ギターを弾くための身体作り』なわけです。

他にも、基本的なスケールやリズムのトレーニングの意義としては、
例えば野球で言うならば、ボールをまっすぐ投げたり、
それをしっかり捕ったり、バットを振ったりと、
その競技をスムーズに行う為の動作を身につける為のものでもあります。

ギターも野球も、ド素人の人にやらせたとしても、
一応、音は出せますし、ボールを投げたり、バットを振ったりはできますよね?

ですが、その1つ1つの動作のクオリティは・・・、ということです。

実践的なフレーズをしっかりと演奏するには、
スケール内の音と音をスムーズに繋ぐ左手の指の動作や、
ポジションを行き来する技術など、そういったものが必要です。

指が自由に動かせないと、コードも押さえられません。

しっかりと狙った弦をピッキングできないと、出したい音も出せません。

楽器演奏において「基礎練習をやらない」というのは、スポーツをしたいと思っているけど、
そのスポーツに必要な体力もつけず、道具を操る為の訓練もまともにせず、
一体、何をどうしたいのか?というような状態です。

ただ、「とにかく沢山、場合によってはキツくてもやれよ」というような、
スパルタ的な話ではなくて、

『あなたが出来る様になりたい事を出来る様になる為に、必要な練習はキチンとこなす』

と言う、ごくごく、当たり前の話です。

ギターを始めたばかりの頃は、基礎練習というものは、
上達している実感が明確に湧かずに、つまらなく感じるかもしれません。

しかし、基礎の重要性が本当にわかるのは、
一定以上の実力がついてきてから、です。

自分が上手くなるにつれて、まともに基礎練習が出来ない日があったりすると、
どうも調子が整わない感じがして、違和感が強くなってきます。

そうなってきたらこっちのモノで、基礎練習をしないこと自体が
気持ち悪くなってきますから。

月並みな言葉ですが、日々、少しずつで良いので続けていきましょう。

必ず、効果を実感できる日が来ます。

それではまた次回。

ありがとうございました。

大沼

 

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師

コーヒーの飲みすぎにより、カフェイン中毒に陥っている、 ギターを弾いたり音楽を作ったりする人。

音楽専門学校卒業後、ギタリストをしています。


~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

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