こんにちはshunです。
さて、今回からは、
ミクソリディアンスケールとブルース、
この関係を解説してきたいと思います。
前回は、ドミナント7th上でマイナーペンタを使う場合、
どちらかというとブルーススケールを使うという解釈をすべき、
というお話でした。
マイナーペンタよりブルーススケールという解釈をするべきなら、
もうブルースをやってしまったほうが理解が早いはずなので。
ブルースの事をよくわかってないうちは、
「マイナーペンタで適当にソロを弾けばどうにかなる」
と思っている人が多いように感じます。
(僕は昔そうでした笑)
ですがそんなことはなく、しっかりとしたブルースを弾きたいならば、
ちゃんとコード進行にあわせて弾く音を選ぶ必要があります。
そして、そうすることによって、
ミクソリディアンスケールの理解も深まるでしょう。
ではまず、ブルースのコード進行から。
前回の記事では、Gミクソリディアンスケールを弾いていたので、
Key=Gのブルースで行きましょう。
Key=Gのブルースのコード進行は以下です。
|G7| | | |
|C7| |G7| |
|D7|C7|G7|D7|
いくつかのバリエーションがあれど、
ブルースといえば基本的にはこのパターンですね。
コードは全て7thコードです。
ミクソリディアンスケールが使えます。
もちろんブルーススケール的なフレーズもアリです。
ちょっとミクソリディアンとブルーススケールの、
二つの要素を混ぜたソロを作ってみたので
弾いてみてください。
譜例1、Gブルースソロサンプル
前回の記事で覚えた、以下のポジション周辺で作ってあります。
図1、Gブルーススケール(Gミクソリディアンスケール+Gマイナーペンタ系)
G7コード上での、3弦3フレットB♭音から3弦4フレットのB音へハンマリングしている、
ルート音Gに対してm3rd→M3rdの動き。
4~5小節目のG7→C7の進行時に、
3弦6フレットD♭音→3弦5フレットC音への動き、
Gコードから見て♭5thの音からCコードのルートへの解決など。
その辺の音の動きをよく見てみましょう。
どちらかと言うと、スケールと言うよりは
コード進行に合わせてフレーズを作っています。
今弾いている音がコードに対して何度になっているのか?
そこを意識して弾いてみてください。
他には、G7コード上で、G7のブルーノートにあたる、
m3rd、♭5th、m7thをフレーズに入れると、
とたんにブルージィになる感じをつかんでおきましょう。
では今回はこの辺で!
shun
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