どうも、大沼です。
基礎練習、やってますか?
もちろん、練習全体の割合としては、好きな曲を弾いたりなど、実践、発展形のものに時間を多くとった方が良いです。
ですがやはり、基礎知識がちゃんとあって、さらに基礎動作がしっかりしている方が100%上達が早いですよね。
以前、メルマガかTwitterのどちらか(もしくは両方?)でお話ししたような気がしますが、僕には個人的に設定している基礎練習のメニューがあります。
昔からやっているので、内容は、時期や自分の上達具合によって少しずつ変わっているのですが、今はこんな感じにまとまっています。
※基礎練習のToDoリストの画像
↓↓
※時期や目的によってもたまに変えますし、もう覚えたなと思ったものなども随時入れ替えていきます。
気が付いたら、基礎練習だけで項目が12個になっていたのですが、1つ辺り、基本的には3~5分、長くても10分以内には終わらせているので、さらっとやってしまえば、1時間で全て終わります。
一部のメニュー以外はスマホのタイマーをセットして、5分が過ぎたら出来るだけ早く、切りの良いところで止めていますね。
それぞれを納得いくまでやったりすると、気が付いたら一つのメニューに15~30分とか掛けていることがあるので、今は強制的に5分程度で終わらせることにしています。
基礎は大事ですが、逆に言えば、基礎だけでもダメですからね。
とは言え、たった5分と言えども、続けていると本当に上達を感じます。
新しく覚えると決めたスケールポジションやコード進行は1週間以内にはほとんど頭に入りますし、新しいフレーズやテクニックにもどんどん身体が慣れていくのを感じます。
もちろん、一日5分しかやっていないものは上達度としては5分ぶんの亀の歩みです。
ただ、まったく何もしないゼロの状態に比べたら、天と地ほどの差があるんですよね。
そして、続けていけばいくほどその差は開いてくる。
まとまった練習時間が取れないからと言って、何もしないでいるといつまで経ってもゼロ地点から動きませんが、一日0.1でもプラスしていると、1週間、1か月と経つにつれて本当にスキルが身に付いてきます。
後、ギターとは違いますが、僕は、トイレに行く時みたいな、ちょっとしたスキマ時間に、本を持っていくんですよね。
他にも、コーヒーを淹れに、台所でお湯を沸かしている時とかも。
そういう時、1回当たり、最低でも1ページ読むことにしています。
仮に1日に3回トイレに行くとしたら、その機会だけで、読める量は1日当たり3ページ、1ヵ月でざっと90ページ、2ヵ月で180ページ読めますよね。
本の種類にもよりますが、大概の場合、書籍と言うのは1冊辺り、最低でも200ページくらいから構成されているので、薄い本であれば、トイレに行く時間だけで2か月に1冊読めます。
(※分厚い本であればもっと月数をかければよい)
後は、読書習慣がある人であれば、こういったこまごました時間以外にも普通に時間を取って読んでいるでしょう。
それにプラスしてスキマ時間にインプットが出来るわけなので、やはり成長は加速しますよね。
ある統計では、「日本の成人の40%くらいは、年に1冊も本を読まない」と言うデータがあるようなので、ギターでの5分の練習のようにこういった面でも差が付いていきますね。
ちりも積もればなんとやらと言うやつですが、実際にやってみると、中々、バカに出来ない成長が感じられるはずです。
何をするにしても、早く上手くなりたいとは誰もが思うことですが、それにはどうしても実践量が必要になってきますよね。
ですが、1時間の自由時間を作るのが大変な時でも、5分×12回などであれば意識さえしていれば何とかなる日も多いはずです。
体力や集中力の観点からも、1時間単位で取り組むよりも、もっと短いスパンを繰り返した方が、効率良くなる場合もありますよね。
(※もちろん、長時間ぶっ続けで出来るならばそれで全然OKです)
人間は、やる気になった瞬間に始めないと、どんどん「やらない理由を探し始める」ということがわかっています。
その時、「1時間やろう」は少しハードルが高く感じても、「5分だけやろう」ならば、かなり始めやすいですよね。
「あ~、あれやっとこうかな~」と思った瞬間、速攻で5分だけやる、と言うのは、行動科学的にもかなり良い方法なんですよね。
今日のこの話は、ギターだけに限らず、日常のありとあらゆる行動に適用できるものなので、活用してもらえたら嬉しいです。
1~2週間も続けてみれば、もう、生まれ変わるような勢いで成長していますので、是非、試してみてもらいたいですね。
それでは、また次回。
ありがとうございました!
大沼
■音楽の色々な話をする公式ニュースレターと、ギタリストの為の学習用メンバーサイトもやってます■
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