『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

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全ての実力アップは基礎情報の暗記(習得)から始まる

どうも、大沼です。

最近、将来に備えて、中国語を本腰入れて学び始めました。

とは言え、全くの初心者なので、幼児が覚えるようなレベルの単語の暗記からですが。笑

後は英語も、学生時代に勉強したものを忘れかけてきているので、適当な書籍を買ってきて、中学~高校辺りのレベルからざっと復習したりもしています。

で、久しぶりに「完全初心者」とでも言えるようなところ(中国語)からスタートしてみて、改めて実感していることがあります。

それは、

『どんな分野でも、学習のスタートは“基礎情報の暗記”から始まるんだな』

ということです。

語学で言えば、文法でも、会話でも、作文でもなく、一番最初は「単語の暗記(一つひとつの言葉の意味を覚えること)」から始めないと、どこにも進めませんよね。

まあ、赤ちゃんが言葉を覚えていく過程の様な、

「周りの人がシチュエーションごとに使っている単語を感覚で理解して、ほんの少しずつだけど、直接会話しながら覚えていく」

と言うのも、実は大人でも可能なのかもしれません。

ただ、それだとマスターするまでにどんだけ時間かかるんだよ、って話ですよね。

このブログを読んでいる人は、おそらく最低でもほぼ大人(前後)だと思うので、適当な単語帳でも買ってきて、さっさと自分から単語を覚えに行った方が良いわけです。

環境から与えられるのを待っているよりも、どう考えても、自分から進んだ方が圧倒的に効率が良いですよね。

やはり、必要な基礎情報はさっさと頭(と身体)に入れておくに限ります。

そして、ここまできて「やっと本格的な学習のスタートだな」とも感じます。

もちろん、一番最初の段階では、そこまで大量の知識は必要ないので、とりあえずの実践が出来るレベルまでで良いんですけどね。

暗記と実践をクロスさせて学び、自分が自由に使えるものを、どんどん増やしていく様なイメージでしょうか。

で、思ったのが「あ、これ、本当はギター(音楽)も一緒じゃん」ということです。

やはり、先に『知っておくべきことを知っておく』と言うのはめちゃくちゃ大事だな、と。

これは「音楽理論がどうこう」、と言う限定的な範囲のことではなく、もっと「それをやるのに必要な情報全般」のイメージです。

ただ、ギター(楽器演奏)の場合、身体の運動によって音を奏でるのが最終的な行為なので、知識がまったく無くても、一応、弾くことは出来ますよね。

人間が、「優れた走り方の研究」をしてなくても、普通に走ることはできるのと同じです。

野球で言えば、人がやっているのを見て、とりあえず球を投げたり、バットを振ったりできるのとも一緒。

クオリティ(質)はともかく、見様見真似でも「実践のスタート」は出来てしまいます。

まあ、最初はそれで全然良いんです。

「楽しさ」とか「感動(特に初期の)」とかも、情熱に繋がるとても大事なものですから。

ですが、その領域を抜けるために「新しい情報」を自分に入れていかないと、自分のやっていることが「小さな子供が拙い言葉でしゃべっているようなクオリティ」を、いつまで経っても超えないかもしれない。

ここが問題なんですよね。

だからこそ、基礎情報は出来るだけ速く習得するに限る。

その後、知識と体感を一体化させていく。

これが「実力アップ」ですよね。

もし、自分に足りないものがある、と自覚しているならば、出来るだけ早くそれに取り組んでみる。

始まりは、以前の記事で書いたような「1回5分の練習(勉強)」でも十分です。

とりあえず、軽くでも触ってみないと、「何がわからないのかも、わからない」ことが多いですからね。

もし今、何かしらのスキルアップに限界を感じていたり、練習の途中でつまづいているような実感があるのならば、その原因は「基礎情報の不足」にあるかもしれません。

もうちょっと、突っ込んだ話をすると、ギターみたいな身体の動作が絡む行為の場合は、「(基礎)運動能力の不足」が原因の場合もありますね。

自分自身のこと(知識面も運動面も)や、自分がやりたいことがすでに出来ている人をよく観察して、どこがどう違うのか?

そういった面を分析していくのもかなり大事な訓練です。

困ったときは足元を見てみると、意外とシンプルなところに問題があることがわかるかもしれません。

そして、学ぶべきことは学び、しっかりと実力を上げていく。

やっぱり、

『基礎情報(知識もスキルも)』

はめちゃくちゃ大事です。

1日5分から、いや、「とりあえず、今までやってなかったものを1回弾いてみる」くらいでも実は上達します。

(※色々な要因がありますがマジです)

まずは一つ、やっていなかったことをやってみましょう。

たったそれだけで、自分がどんどん、良い方向に変わっていくのがわかります。

それではまた!

大沼

P.S.

最近、(と言うか最初からずっとかも?)『基礎』の話ばっかりしている気がしますが、やっぱりどう考えても大事なんですよね。笑

もちろん、実践(実戦)も同じくらい大事なんですが、基礎があってこその実践ですし。

ある意味で言えば、基礎と実践は「両輪」として見るべきで、分けて考える事自体がナンセンスな気もします。

どちらも不足しないように、訓練のバランスの調整を常に行っていきましょう。

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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