『知識と感情を融合させた表現が出来るギタリスト』になる為の Intelligence & Emotional Guitar

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ギターに関する知識も、覚えるべきものは、早いうちに全て覚えてしまうのが一番良い

どうも、大沼です。

よく言っていることですが、基本的に、僕がこうして音楽関係の情報発信をしているのは、学んでくれた人が、

【作曲から演奏まで、自由に音楽をやれるようになるため】

です。

このメルマガに参加してくれている人は、(ほぼ)ギタリストなはずなので、やはりまずは音楽が第一。

そして、もっと欲を言えば、音楽を通して学んだことを他の分野でも活かしていけるようであれば最高だな、とそう思っています。
(※どんな分野でも、「何かを突き詰めて学んだ経験」というものは、必ず他にも活かせるものです)

という事で、今回は、

『覚えるべきものはさっさと覚えてしまった方が、全ての成長が速くなる』

について考えていきましょう。

さて、これまで僕自身も、テクニックから理論まで、効率の良い上達法や勉強法はないか?と色々と試してきました。

無駄なことはしたくない、と思うのが人情だとは思いますが、だからと言って試行錯誤をまったくしないのも、逆に遠回りになることも多数ですよね。

それで結局、行きついたのが、
『単純に暗記するべきもの』
と、
『その知識や情報を活かして、実践、訓練していくもの』
を明確に分ける必要があるな、ということ。

こうして、ブログなどで音楽の情報発信を始めたばかりの頃は、僕も少し遠慮していることがあり、もしかしたら世間一般ではウケが悪いかもしれない、
『暗記』とか、『理論』
をちゃんとやるべきだ、という事を強く推していない時期もありました。

ある程度、そういうスタンスを変えようと思い、「音楽をちゃんと学ぶべきだ」的なことをはっきり言いだしたのは、メルマガやニュースレターの読者さんに最初に配布している、【ギターと音楽の教科書】を作った辺りからだった気がします。

正直、音楽理論も、人によって程度の差はあれど、まともに活動できている人であれば、全く知らない人などほとんどいませんから。
(※時代が進めば進むほど、基礎理論くらいは当たり前に知っている人が増えている気がします)

ちなみに、「曲を弾けるようになること」それ自体は、とにかくその曲を練習すれば誰にでも可能ですが、
「何かしらの曲(やフレーズ)が高いクオリティで弾けること(それ単体)」
と、
「理論的な面からもキチンと音楽を操れる」
は、違うベクトルの能力です。

そういうこともあって、今の僕は、かなり『暗記』も推奨しています。

「頭に入れておくべき知識や情報は、四の五の言わず、覚悟を決めて学んでしまえ」と。

僕も自身も、昔は「これ覚えるのは後でいいかなあ~」とか思いつつ、後回しにしてきたものが沢山あったのですが、結局、どう考えても必要になるものは、さっさと覚えてしまうのが一番早かったです。
(※例えばハーモニックマイナーとメロディックマイナーの基礎とか)

まあ、その人に、何がどのくらい必要か?については、やりたいことのレベルにも関わってくるので、必要になるものの『見極め』と『学ぶ順番』の精査はするべきですが。

ただ、例えば、「ギターの指板上での音の配置を覚える」などは、完全に純粋な『暗記』の項目です。

「Cメジャースケールを全ポジションで覚える」なども、上の「音の配置の暗記」とほぼ同じ項目なので「必須」です。

実際のところ、楽器演奏や音楽の理解には、この様な「必須」と言い切ってしまってもいいレベルの項目があり、それらをいかに早く見極め、身に付けておくか?で、後々の成長スピードにかなりの差が生まれる領域があります。

僕も昔はそうだったのですが、「暗記」と言う言葉を聞くと、苦手意識や「つまらないもの」みたいな感覚になる人も多いかもしれません。

ですが、「これは単に暗記してしまうべきもの」と認識し、覚悟を決めて、出来る限り短期間で、集中的に頭に入れてしまうと、明らかに自分のスキルが上がっていると実感できるものがあるんですよね。

その感覚を一度掴むと、暗記だろうがなんだろうが、それほど苦ではなくなります。

そういった部分の、見極め方、学び方について、今後も色々と話ししていこうかと思っています。

それでは、今回は以上になります。

ありがとうございました。

大沼

P.S.

加えて、『(練習や勉強の)計画性』も非常に大事になってきますので、この辺りも詳しくやっていきたいですね。

音楽の色々な話をする公式ニュースレターと、ギタリストの為の学習用メンバーサイトもやってます。

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プロフィール

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名前:大沼俊一

ギタリスト、音楽家、ギター講師



~全てのギタリストに音楽の基礎教育と、
音楽を学ぶ事の楽しさを~


このブログでは「僕自身が独学で学んでいた頃、こんなことが知りたかった」と言うテーマで発信しています。

音楽そのものの構造を何も理解せずに、がむしゃらにコピーをしていくのもありと言えばありですが、どうしても練習効率が悪くなりがちです。

この先、どんなジャンルに進むにしても必ず役に立つ、ギタリスト必修の知識を、早い内に身に付けてしまいましょう。

ギターテクニックと、感性、知識、音楽理論を結び付ける事が、圧倒的な上達スピードを生み出す秘訣です。


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